2025年度
サンライズキッズ保育園 津田沼園
絵本読み合いプログラム
サンライズキッズ保育園 津田沼園 絵本読み合いプログラムについて
読み合いには、幼少期の子どもたちが大切な目と耳から入る栄養です。
思考力、想像力、記憶力、集中力といった学ぶためのベースだけでなく、他人への共感力などコミュニケーションに必要な能力を育む効果など、計り知れない成長への要素が含まれます。
特に0～2歳の子どもは、保護者や保育士が絵本を読み合いをすることで文字の意味は認識できないながらも、絵や文字の形に対する視覚、読み合いによる音声、そしてこの2つを結びつけて、今見ているもの・絵本の内容が何であるかを認識していきます。
文字を認識できるようになるのは5歳以上とされていますが、耳や目、読み合いをしている先生や周りのお友達の雰囲気などから識字能力のない年齢の子どもでもさまざまなことを学習・吸収しているのです。
識字能力や読解力といったものは、学ぶにふさわしい時期に突然できるようになるものではなく、その前準備が必要になります。
この3つが脳内で連動して結びつくシステムの構築が絵本の読み合いでできるのです。
1日10冊以上の読み合いを行います！
サンライズキッズ保育園 津田沼園では、1日10冊以上の絵本の読み合いを行うことで、
を養うことを目的としています。
基礎学力の構築と知的好奇心を刺激することは1冊の絵本からでもできるでしょう。
しかし、1日3冊程度の読み合いでは、集中力を持続する力を養うのは難しいものです。
絵本から得られるものは多々あります。読み合いをする絵本の数を増やす、同じ作業を繰り返す、これが集中力を持続する鍛錬につながるのです。
●これを毎日継続することで…
読み合いの効果を最大限に高めるために実践していること
①保育士全員が読み合いを行う
毎日の保育時間の中で10冊以上読み合いを行うので、子どもたちの興味や集中力が欠けてしまう可能性も高いでしょう。
読み手である保育士が変ることで、声のトーンや読み方などにバリエーションが生まれ、子どもたちの興味を引き、集中力の向上につながります。
また、同じ先生が読み手をすることで負担にならないように配慮も怠りません。
②午睡時間前の読み合いを必ず行う
子ども教育専門家の松永暢史さん曰く読み合いの時間で1番良いのは《寝る前》とのこと。登園は特に力を入れて午睡前の読み合いを行っております。
脳は睡眠中に記憶を知識として定着させる為、学習効果が高いと言われているのです。
そのため午睡前の時間で読み合いを行っている園は少なくありません。
③日本の文化や四季のイベントなどを盛り込んだバリエーション豊かな絵本
サンライズキッズ保育園では、読み合いの絵本には、日本の文化や四季のイベントにちなんだ絵本を沢山取り入れています。
「五感＝視・聴・嗅・味・触」を刺激し、子どもたちの豊かな感性を磨くため、絵本を通じて自然に日本の文化や行事を学び、絵本で見聞きしたことを実際に保育園で体験するようにしています。
読み合いの絵本例
七夕会
- きつねのたなばたさま(世界文化社)
- たなばたこびとのおはなし(童心社)
- みんなのおねがい(ほるぷ出版)
十五夜会
- おやすみなさいおつきさま(評論社)
- まんまるおつきさん(偕成社)
- だんごたべたいおつきさま(ほるぷ出版)
ハロウィン
- ハロウィンのかくれんぼ(ポプラ社)
- ハッピーハロウィン(講談社)
- ペネロペのたのしいハロウィン(岩崎書店)
節分
- ちいちゃんとまめまき(ほるぷ出版)
- まめまきできるかな(ほるぷ出版)
- おにのパンツ(フレーベル館)
ひな祭り
- もりのひなまつり(福音館書店)
- おひなさまのいえ(世界文化社)
- みんあでおひなさま(教育画劇)
- ひなまつりこびとのおはなし(童心社)
千葉が舞台の絵本
- 出発進行！ 里山トロッコ列車（偕成社）
- なぞなぞのみせ（偕成社）
