予防接種忘れてないですか

2021-11-15

赤ちゃんの予防接種は免疫をつけ、重い感染症にかかる危険性を防ぐために欠かせないものです。
また、病気から守るだけでなく保育園や職場など身近な生活圏や社会全体での流行を防ぐ効果もあります。
新型コロナウイルス感染症のワクチンが打てるようになるのはまだ少し先かもしれませんが、赤ちゃんの予防接種は予定通りに受けるようにしましょう。

予防接種ルール
赤ちゃんの予防接種はスケジュールをたてて受けることが大切です。
いつも親子が体調万全ということはないので、スムーズにワクチン接種をするためにも厚生労働省から発信されているワクチン接種間隔のルールを覚えておきましょう。

1. 「注射生ワクチン」から次の「注射生ワクチンの接種」は27日以上の間隔をおくこと

2.同じ種類のワクチンの接種を複数回受ける場合はワクチンごとに決められた間隔を守ること

3.発熱や接種部位の腫れがないこと、体調がよいことを確認し、かかりつけ医に相談のうえ接種を受けること

接種可能な時期は決められているので、早めに受けて赤ちゃんに免疫をつけていきたいものです。
3つのルールを守れば他の接種間隔についての制限はありません。もしワクチン接種スケジュールに困ったときには小児科医にに相談しましょう。
母子手帳や予防接種の予診票、管理アプリなどでワクチンの接種予定日と実際に接種した日を記録しておくと便利です。
ご自身のためにも赤ちゃんのためにも余裕をもってスケジュールをたてていきましょう。

予防接種を受けるときには
当日の赤ちゃんの体調をよく観察しておきましょう。
もし発熱や風邪の諸症状など普段と様子が違うことがある場合は医師に相談して接種をするかどうか決めます。
接種後も赤ちゃんの様子を確認するために早めの時間に予約をすると良いでしょう。

予防接種を忘れてしまっていたら
定期検診を行っている赤ちゃんであれば、都度小児科医が気づいて声をかけてくれる場合がありますが、うっかりして期間が過ぎてしまっていたということもあります。
予防接種は感染症にかかりやすい月齢をもとにタイミングが決められているため、忘れていた場合もできるだけ早く受けるようにしましょう。
コロナ禍で外出自粛しており予防接種を受けられなかった、という方は公費接種を受けられる場合もあるのでお住まいの自治体に問い合わせてみてください。

サンライズキッズ保育園瀬田駅前園がある大津市は予防接種手帳・予防接種券が生後2ヶ月になるころにご自宅へ発送されています。
この機会に次の予防接種について確認してみてはいかがでしょうか。