2023-06-05
熱中症対策をして夏を乗り切ろう
Category：子育てにお役立ち情報
6月からの高温多湿の日には熱中症の救急搬送が増えます。
今年の夏は高温が予想されているため、こまめな水分補給と暑さへの適応対策が必要です。
小さなお子さんは体温調節が未成熟なので熱中症リスクが高まります。
こちらでは熱中症予防のポイントをご紹介します。
熱中症とは
熱中症とは、高温多湿の環境下で体温が上昇し、めまいや筋肉のこわばり、気分不良、吐き気、だるさなどの症状が現れる状態です。
特にお子さんは体温調節が上手にできず、熱中症にかかりやすいので注意が必要です。
もし顔が赤くなっていたり、激しい汗をかいている場合は、熱中症の疑いがあります。
適切な対応をするためには、こまめに水分補給をさせたり、涼しい場所に移動させたりすることが大切です。
また、外遊びやおでかけでは十分な休憩と日除け対策を行い、お子さんが安全に楽しめるように心がけましょう。
熱中症予防のポイント
大人も子どもも大切なのは水分補給と高温多湿の場所にずっといないこと。
異常を感じたら水分補給をして涼しい場所で休憩しましょう。
水分補給
小さなお子さんにとって、適切な水分補給は非常に重要です。
ただお茶や水を飲むだけでは不十分です。
スポーツドリンクや「OS-1」などの経口補水液といった、体液に近い成分を含んだ水分が必要です。
これは体内への吸収率が高いからです。
定期的にお子さんに水分補給ができる飲み物を提供しましょう。
麦茶でも構いませんが、塩分摂取が不足する可能性があるので注意が必要です。
特に暑い日や運動後は、水分補給を忘れずに行いましょう。
お子さんが経口補水液などを嫌がる場合は、食べ物やジュースでも水分補給が可能ですが、電解質や栄養素のバランスに気を配ることが重要です。
涼しい場所で休憩を
お子さんは遊びに夢中になると時間を忘れてはしゃぎます。
楽しく遊んでいると暑さやのどの渇きも気付かなくなってしまいます。
特に外で遊んでいるときは、気づけば顔が真っ赤になってしまったということもよくあります。
適度な休憩を取り、涼しい場所で水分補給をし、汗を拭くようにしましょう。
服装は、日焼け対策や汗も対策のためにも外遊びではできればUVカット機能や通気性速乾性が高い素材の長袖、長ズボンがオススメです。
保護者の方も自分自身の体調管理にも気を配ってください。倒れないように注意しましょう。