2022-10-13
ハロウィンの伝統料理を親子で楽しもう
Category:子育てにお役立ち情報
ハロウィンといえば仮装したり、かぼちゃやお化けを飾ったり、「トリックオアトリート」の掛け声掛け声とともにお菓子をもらったりというイメージではないでしょうか。
本場のハロウィンはもちろんそういったことを楽しみながら、家族で伝統料理や伝統のお菓子を食べたりします。こちらではハロウィンの伝統料理についてご紹介しましょう。
本来ハロウィンはお盆とお正月のようなお祭り
アメリカもイメージが強いですが、ハロウィン発祥の地はアイルランドです。
当時のケルト人が行っていたお祭りで、11月1日から新年がスタートすると考えられており、10月31日はいわゆる大晦日でした。
その10月31日の日没から11月1日の日の出まではあの世とこの世の堺がなくなり、ご先祖様の霊を迎えてお祝いする収穫祭の意味もあったのだとか。
このお盆のような時間帯は先祖の霊だけでなく、悪霊もあの世から着ていたことから、カブを人の頭のようにくり抜いて提灯にし、魔除けに飾ったり、悪霊と同じような格好をして身を守ったりしていたのです。
こうした慣習がアメリカに伝わったときに宗教色が薄まり、カブはかぼちゃのランタンに、身を守る悪霊の格好は面白い仮装をすることに、先祖の霊をもてなすことは「トリック・オア・トリート」と唱えてお菓子をもらうという慣習に変わっていったのでした。
ハロウィン発祥の地の伝統料理
ハロウィン発祥の地であるアイルランドではじゃがいもを使った料理が多く、ハロウィン伝統料理でもじゃがいもが多く使われています。
コルカノン
マッシュポテトにキャベツやベーコン、香草をまぜて、牛乳やバター、塩などで味付けした、子どもたちも大好きな伝統料理です。
各家庭によって味や具材もかわるのだとか。
ボクスティ
マッシュポテトにすりおろしたじゃがいもを加えたパンケーキ。
ハロウィンだけでなく朝食にもよく食べられるポピュラーな料理です。
ハロウィン発祥の地の伝統のデザート
ハロウィンといえばお菓子というお子さんもいるでしょう。
バームブラック
甘いパンのようなデザート。
ドライフルーツとシナモンやナツメグなどのスパイスもきかせています。
ハロウィンの日には指輪やボタン、硬貨などを入れて、食べたときにどれが入っていたかで運勢を占っていたのだとか。
もし入れる場合は、お子さんが誤って飲み込まないようにする、衛生上の観点からコーティングやラップをすると良いでしょう。
キャンディーアップル
日本で言う「りんご飴」のようなお菓子で、りんごに棒を刺してキャラメルやチョコ、マシュマロなどでコーティングしたものです。
アメリカにも浸透しており、ハロウィンの日によく食べられるのだとか。
ラムスール(アップルサイダー)
ハロウィン定番の飲み物。りんごで作ったジュースに砂糖とスパイスを入れて混ぜて温めたものです。
しょうがも入るので寒い日に体を温めたい場合にぴったりではないでしょうか。