2023-06-06
小さなお子さんが虫に刺されたら?
Category:子育てにお役立ち情報
暖かくなると、生き物たちも活発になります。
しかし、小さなお子さんが虫に刺されると楽しい気分も半減してしまいます。
外での遊びを楽しみたいですが、虫刺されには注意が必要です。
ここでは、お子さんが虫に刺された場合の対処法と原因となる虫についてご紹介します。
お子さんが虫にさされたときの対処法
小さなお子さんははかゆみなどの症状をうまく伝えることができないことがほとんどです。
そのため、かゆみからくるイライラから、余計に肌をかいてしまうことがあります。
もしお子さんが虫に刺されたことでかゆがっているようなら、かきむしることのないよう注意しましょう。
患部を水洗い
虫に刺されたときは、まずは刺された箇所を水で洗い流します。
虫がついていたら払ったり、ブラシで落としましょう。
できればたたきつぶすのは避けたほうがよいです。
水で流すだけでもよいですし、石鹸を泡立てて洗うのも良いでしょう。清潔にしてください。
市販の虫刺され薬を塗る
患部がきれいになったら、市販の虫刺され薬、かゆみ止めなどを塗ります。
お子さんが痒がったら、氷水で冷やすと一時的に痒みがやわらぐでしょう。
どうしてもかいてしまうときは1歳をすぎ、皮膚がしっかりしてきたお子さんであればかゆみ止めパッチを貼るのもオススメです。
症状が重い場合は医療機関の受診を
症状が重い場合や症状が長引く場合は、皮膚科を受診しましょう。
虫に刺されたからといって軽く考えず、専門医に診てもらうことが大切です。
お子さんはかゆみを我慢することが難しいです。
かきむしってしまうとそこから雑菌が入り、とびひなど他の感染症を発症してしまうおそれもあります。
かきむしり防止のためにお子さんの爪は短く整えてあげましょう。
虫刺されの原因となる虫
虫刺されにはさまざまな原因があります。
蚊やダニは定番で軽く考えられがちですが、重症化する可能性もあるので注意が必要です。
また、ブユ、ノミ、ムカデ、ハチ、毛虫なども虫刺されの原因となります。
ムカデは知らないうちに靴の中やミトンの中に入っていたりするので家の周りにムカデがでる地域にお住まいの場合、しっかり確認しましょう。
毒のある毛虫が肌に触れると、小さな発疹がたくさん現れて、激しいかゆみを伴います。
気づきにくいので保護者の方は木の下で遊ばせるときは気をつけてください。
日常生活の中にはさまざまな虫が潜んでいるため、注意が必要です。