2021-06-14
病気に負けない体づくり! 免疫力アップのカンタン習慣!
Category:子育てにお役立ち情報
体の免疫システムは一般的に2〜3歳までに整うと言われています。
母乳などからママからもらった免疫が生後6ヶ月頃から減少してくると、赤ちゃんはいろんなウィルスなどに感染して自己免疫を獲得していきます。
だからといってまだ6ヶ月くらいの赤ちゃんを人混みの中に連れ出したりするのは、リスクがあります。
ここでは2~3歳までに免疫力を高める生活習慣をご紹介したいと思います。
食生活改善で強い体づくりを!
腸内環境を整えることで、免疫力アップができます。
免疫システムが整うこの時期に、ヨーグルトなどの発酵食品やオリゴ糖の入ったものや、食物繊維の多い野菜や良質のタンパク質をバランス良く摂ることで、腸内の善玉菌を増やし病気に負けない免疫力を高めることができます。
2〜3歳の時期に、手軽だからといって添加物の入ったインスタント食品などはNGです。
加工食品に含まれる添加物は善玉菌が増えにくくなり、効果的な免疫力を獲得できなくなります。
お菓子などを与える場合は、乳幼児向けのおやつを選ぶようにしましょう。
適度な外遊びで強い体づくりを!
紫外線に気をつけなければいけない時期ではありますが、ある程度の日光浴は免疫力アップに効果的です。
紫外線を浴びることで、食品からは摂ることのできないビタミンDが生成され、免疫バランスを整えてくれます。
ただし、炎天下での外遊びは熱中症などの危険もありますので、夏のこの時期は午前中の早目の時間や夕方お出かけすることをお勧めします。
また外で体全体を使って走ったり飛んだりすることは、体力面からも体を強くしてくれます。
たっぷり遊ぶことで知らず知らずに運動能力も上がりますし、体を動かすことで夜もぐっすり眠ってくれますので、良質な成長ホルモンの促進にもなり、毎日の生活リズムもよくなります。
大人の時間に巻き込まずに、早寝早起きの習慣を身に付けましょう。
ある程度の菌は受け入れて強い体づくりを!
乳幼児はよく風邪をひきます。特に保育園に入園して多くのお子様たちと集団生活を始めると一気に病気になる回数が増えたと感じる親御さまもいることでしょう。
でも子どもは風邪や病気になることで、少しずづ自己免疫を獲得していますので、親御さまはあまり潔癖になりすぎず、菌を排除しすぎないことも大切です。
手洗いうがいを徹底してもある程度手や体には常在菌が残っています。
全く常在菌を排除してしまうと反対に感染症リスクは高くなります。
子どもの好きな砂遊びやどろんこ遊びも、土の中にいる「日和見菌」を知らず知らずに体内に取り込むことで新たな免疫力を高めているのです。
親御さまが汚いなどといって神経質になりすぎて除菌ばかりしていると、お子様が獲得できる免疫力を排除してしまうことになりますので、大きな目でお子様を見守ってあげてください。