2020-07-213種類の記憶2 0件のいいね!
前回の続きです。
記憶には3種類あるとお話しました。
これら3つの記憶は生物の進化の過程に応じて発達しました。
生まれてすぐ、最初に発達するのが『方法記憶』です。
その次に『知識記憶』が発達し、5.6歳頃から『経験記憶』が発達します。
小学生の頃は『方法記憶』『知識記憶』が発達しており、九九など丸暗記が得意ですが、中高生になると『経験記憶』が優勢になってきます。
小学生の頃は丸暗記ができていたのに、中学生になって記憶力が落ちたように感じるのは、年齢によって「覚えやすい記憶」と「覚えにくい記憶」の種類が変わるからです。