親子で熱中症対策をしよう|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 東京北区園】

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親子で熱中症対策をしよう

2023-06-05

親子で熱中症対策をしよう

 

6月からの高温多湿の日には熱中症の救急搬送が増えます。

小さなお子さんは自分で暑さや辛さを訴えることが難しいので、保護者の方がしっかり対策をとらなければいけません。

今年の夏は高温が予想されているため、こまめな水分補給と暑さへの適応対策をとるようにしましょう。

 

熱中症の事例

消費者庁に寄せられた実際の事例をご紹介します。

・旅行から帰る車の中でエアコンが効かず、氷で冷やしていた。しかし、帰宅後夜になって元気がなく体温が40°Cに上がったため、熱中症が疑われ受診した。(2歳)

・お子さんが車の中でドアをロックしてしまい、20分後に救出。体温は39°C台で意識ははっきりしていたが、多量の汗をかいていた。点滴を行い、しばらくの間経過観察となった。(2歳)

毎年発生する熱中症による痛ましい事故。

ちょっとだけだからとお子さんを車の中において行ってしまう保護者は少なからずいらっしゃいます。

しかし、今の時期から真夏まで、車内は5分もすれば耐え難い気温に上昇するのです。

お子さんの命を守るためにもしっかりと対策をとりましょう。

 

熱中症の予防

保護者の方が観察するとともに、お子さんにも予防をすることの大切さを伝えていきましょう。

顔色や汗のかき方を観察する

赤くなっていたり、激しい汗をかいている場合は休息と涼しい場所が必要です。

お子さんの元気がない場合、顔が赤くなり大量の汗をかいている状態ですでに脱水症状を起こしている可能性があります。

適切な飲水行動を学習させる

自由飲水の習慣を身につけ、喉の渇きに応じて適度に水分補給できるようにしましょう。

お子さんに水分補給が大切であることを伝え、喉が乾いたときには「喉が乾いた」「お茶が飲みたい」など伝えるように教えてあげましょう。

自分で水分補給ができない小さなお子さんには定期的に水分補給をしてあげるようにしてください。

日頃から暑さに慣れさせる

外での遊びを通じて暑熱順化を促進し、子どもの体が暑さに適応できるようにしましょう。

5月くらいからニュースで「身体がまだ暑さになれていないので」というフレーズを聞いたことがあるのではないでしょうか。

暑さに慣れることも熱中症予防につながるので、できるだけ外遊びをするようにしましょう。

遊びに熱中しすぎないように、水分補給を踏まえた休憩を適度にいれることも大切です。

服装を選ぶ

熱放散を促進する適切な服装を選び、環境に応じて衣服の着脱を指導しましょう。

通気性、速乾性がある素材のものを選びましょう。

小さなお子さんはあせもができることなどを踏まえて綿素材のものを、汗をかいたらこまめに着替えることをオススメします。

参照:環境省「熱中症環境保健マニュアル2022」