2025-01-31
インフルエンザについて
Category:子育てにお役立ち情報
冬になり気温が一気に下がって、鼻水が出たり咳が出たり体調を崩しやすい季節になりました。今まで夏にかかりやすい病気、冬にかかりやすい病気などありましたが、最近では季節に関係なく、いろんな病気が出てくるようになりました。
昨年から今もまだ、インフルエンザがかなり流行っていますね。
10人に1人がかかると言われているインフルエンザ。
5歳以下の子どもがかかってしまうと「インフルエンザ脳症」になるリスクが高まります。発熱後1日以内にけいれんと意識障害が出てきたり、臓器障害が起こりショック・心肺停止となり死亡します。主に5歳以下の乳幼児に起こりやすくなっています。また死亡率が30%、後遺症が残る可能性が25%とされ、後遺症なく回復するのは約4割と言われています。
また、1年に100〜300人の子どもがかかると言われています。
通常は発症しても数日で解熱し、快方に向かうことが多いですが、インフルエンザ脳症になるリスクもあるので気をつけてみていきたいものですね。
熱の高さや体調を見ながら以下の対処法をし、様子を見るといいかと思います。
・熱が高い時には脇下や首筋、大きな血管が通っているところを冷やす。
・エアコンの風が直接当たらないようにする。
・顔色や汗の量などを見ながら衣服や毛布の着脱を行う。
・自宅で安静にして、しっかりと休息をとる。
・こまめに水分補給をする。
身近なようで怖い病気です。病院を受診したり適切な処置を行い、子どもたちが元気に過ごせるように対応していきたいですね!