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医療機関からの警鐘「2歳のトイレトレーニング焦らないで」 - 加西園 ブログ|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 加西園 】【公式】

2023-06-19

医療機関からの警鐘「2歳のトイレトレーニング焦らないで」

トイレトレーニングを2歳になったからといって急いで始めようとしていませんか?

実は早く始めすぎると後々問題を抱える原因となる可能性が医療機関から注意喚起されています。

膀胱の容量が小さくなってしまったり、うまく尿意を感じられなくなったり。

3歳以降からのトレーニングでも遅くないという見解もあるようです。

 

医療機関からの警鐘

東京都府中市にある小児専門病院「東京都立小児総合医療センター」は、「トイレトレーニングは2歳半以降に焦らずに行うことをお勧めします」と早すぎるトイレトレーニングに警鐘を鳴らしています。

その理由は、2歳までの子どもと大人の間には排尿の仕方の違いがあるためです。

同センターの泌尿器科によると、一部ではトイレトレーニングの開始目安が「1歳半から2歳頃」とされていることもあるそうですが、それは早すぎるとのことです。

なぜなら、大人は力を抜いて排尿を行いますが、2歳までの子どもは力んで排尿する傾向があります。

そのため、この時期にトイレでの排尿を強制すると、後に問題を抱える原因となる可能性があるとしています。

 

お子さんのペースで始めよう

もちろんお子さんによっては、精神的な成長が早く、しっかりとおまるや補助便座に座ることができて早い段階でトイレに行きたいというケースもあるでしょう。

しかし、慌てることなくお子さんのペースで進めることが一番ですし、悩んでいる保護者の方はお子さんの園での様子などを保育士に聞いてみてください。

保育園側でそろそろ始めてもよさそうと感じたら、保護者の方に協力をお願いしたり、トイレトレーニングを提案したりすることもあるでしょう。

「トイレトレーニングまだなの?」「まだオムツをしているの?」という挨拶のような心無い周囲からの声かけは、保護者にとってプレッシャーに感じてしまうこともあります。

お子さんのことを考えて、トイレトレーニングはお子さんの意思が大切であることを忘れないようにしましょう。

3歳以上で幼稚園に通われているお子さんもオムツをしている子はたくさんいます。

それを踏まえて幼稚園でもトイレトレーニングをしているので心配しすぎる必要はありません。

お子さんが自分でトイレに行きたいという意思表示をし、トイレの間隔が空いて膀胱が尿をためられるように成長して、自然と尿意を感じ取れるようになるのを待ってから始めるようにしましょう。