2022-08-22
熱中症とは?お子さんを守るためにできること
Category:子育てにお役立ち情報
毎年心苦しいニュースが届いてしまう熱中症。
簡単に考えていると大変なことになってしまいます。
小児における死亡数では0歳10歳代にはなって多くなっており、屋内でも油断ができない状態です。
こちらでは熱中症とその予防方法についてご紹介しましょう。
熱中症とは
高温多湿で体温が下がらない環境に長時間いることで体にさまざまな不調が起こることです。
小さなお子さんは顔が赤くなったり、ひどく汗をかいている場合は熱中症を疑った方がよいでしょう。
めまいや立ちくらみ、吐き気やだるさ、筋肉の硬直や痛みなど、その時の状況によって症状もさまざまです。
熱中症の予防方法
小さなお子さんが熱中症になっていると大人が気づいたときには、重症化していることが多々あります。
お子さんが熱中症になりやすいと言うこともありますが自分の不調をうまく大人に伝えられないと言うことから発見の遅れにつながるのです。
そのため小さなお子さんが熱中症にならないように予防することが大切になります。
快適な環境で過ごす
外出時はできるだけお昼の気温が高い時間を避け、必要であれば日陰を歩いたり帽子や日傘を使うなど直射日光を遮るようにしましょう。
屋内でもブラインドやすだれでできるだけ直射日光を西木り、扇風機やエアコンで湿度や温度を快適に調整するようにしましょう。
こまめな水分補給をする
熱中症を予防するためには適切な量の水分補給をすることが有効です。
しかし、お茶や水を飲んでいるだけでは体内に水分が吸収されないということをご存知でしょうか。
大量に汗をかいた際の水分補給をするのであれば、電解質と呼ばれる物質が入ったスポーツ飲料や経口補水液と呼ばれるものが良いでしょう。
スポーツ飲料には糖分も含まれているので飲みすぎないように気をつけてください。
暑さに慣れる
熱中症は暑さに慣れていない方が多くなる傾向があります。
そのため日ごろから外遊びで暑さに慣れておくことも大切です。
長時間日差しが強い時に公園に遊びに行ったりお散歩したりをお勧めしませんが、朝早い時間や夕方など比較的過ごしやすい気温の時にこまめに休憩しながら外遊びをすると暑さに身体がなれやすいでしょう。
服装を工夫する
服装の素材は吸水性や通気性の高い綿や麻などの素材のものが良いでしょう。
熱がこもらないように襟ぐりや袖口が開いたデザインの服がオススメです。
ただし、肌着はしっかりとしておきましょう。
汗を吸ってくれますし、アウターとの間に空気の層を作って外からの熱気を遮断してくれる効果が期待できるからです。