2025-05-01脳科学でわかる!“叱るより認める”の理由 52件のいいね!
子育ての中で、つい叱ってしまうことは誰にでもありますよね。
でも、脳の働きから見ると、「叱る」よりも「認める」ことの方が、子どもの心と脳をぐ〜んと育ててくれることがわかっています。
1.子どもの脳は、「安心」で育つ
脳科学では、子どもの脳は安心しているときに一番よく働き、成長することがわかっています。
反対に、強く叱られて不安や緊張を感じるときは、脳は「守りモード」になり、考えたり学んだりすると力がうまく発揮できません。
2.認められることで「やる気の脳」が育つ
子どもは、「できたね!」「がんばったね!」「ちゃんと見てたよ!」と認められる脳内にドーパミンという“やる気を出すホルモン”が出ます。
このドーパミンが出ると、
・「またしてみよう!」というやる気がわいてくる
・前向きな気持ちになれる
・挑戦する力が育つ
といったポジティブな脳の働きが生まれ、成長につながります。
3.どのような声かけをしたらいいの?
叱るかわりに、こんな声かけを意識してみてください。
・「◯◯ができてたね!」(できたことに注目)
・「がんばってたね、見てたよ!」(努力を認める)
・「どうしたらうまくいくと思う?」(考える機会をつくる)
このような声かけは、子どもの自己肯定感や考える力も育ててくれます。
4.もちろん叱っても大丈夫!
叱ること=悪いこと、ではありません。
もちろん、危ないことや大事な場面では、きちんと伝えることも大切です。
でも、日常の中で「認める」「受けとめる」を増やすだけで、子どもの脳はもっとのびのびと育っていきます。
子どもと一緒に少しずつ
「認める」ことを意識するだけで、子どもは前向きに育っていきます。
それは、大人にとっても嬉しい発見や笑顔につながるはずです。
完璧でなくて大丈夫!
できる日、できるタイミングから、子どもと一緒に少しずつ取り入れていきましょう。
