2023-07-11
習志野市、未就学児に1万円を支給
Category:子育てにお役立ち情報
異次元の少子化対策がうたわれ、各自治体でさまざまな子育て支援が行われています。
千葉県でも仕事と育児を両立する保護者のための支援を独自に行なっている状況です。
そんななか、習志野市が県の方針に倣った子育て世帯の支援を行うことを提案しました。
習志野市は、物価高の影響を受けた子育て世帯を支援するため、未就学児に1万円を支給する方針です。
補正予算案を市議会に提案しました。
支給の対象
習志野市では、習志野市に住民登録しているか、2023年度中に生まれたり転入した未就学児を対象に、1万円の支給を行う予定です。
この支給は千葉県の給付金の対象から外れた未就学児に対して行われ、所得制限はありません。対象人数は約9500人を見込んでいます。
8月から支給開始予定
千葉県の習志野市は、国の交付金を活用して、事業費を含む補正予算案を6月2日に開催される市議会の定例会に提出しました。
可決されれば、8月から未就学児に対して1億1289万円を支給する予定です。
宮本泰介市長は5月26日の記者会見で、「未就学児も子供であり、習い事などを行っている。県の支援策との一貫性を持たせるために、県と同様の支援を行う」と説明しました。
この支給は、補正予算案が可決された後に始まります。
習志野市は、県との一貫性を保ちながら子育て世帯への支援を行うことを目指しています。
千葉県は小、中、高校一年生に支給
千葉県は、物価高騰への対策として、小中学生と高校1年生に1人一律1万円の支給を行う方針を決定しました。
また、国の交付金を活用し、LPガス利用世帯や特別高圧で受電している中小企業にも支援を行い、負担を軽減します。
対象は県内在住の小学1年から中学3年の全児童・生徒で、所得制限はありません。
内容としては小中学生には習い事や体験活動などの負担を軽減するため、公立・私立の高校などの新1年生への1万円の支給は、制服や教材購入などの負担を軽減するためとしています。
対象は県内在住者であり、県外に通学している生徒も対象です。
予算成立後は市町村を通じて早急に支給される予定となっています。
このように千葉県、また習志野市などの自治体では小さなお子さんから高校生まで切れ目のない支援が行われています。
今後もさまざまな子育て支援が期待されるでしょう。