2021-08-31
夏の皮膚トラブル症状・対処法
Category:子育てにお役立ち情報
赤ちゃんは汗っかき。夏場はどうしてもあせもなどの皮膚トラブルに見舞われてしまいます。
ちょっとしたことでもケアをしなければ赤ちゃんが自分でかいて悪化させてしまうこともあるでしょう。
こちらでは夏によくある皮膚トラブルとその対処法についてご紹介します。
あせも
小さな子どもに多い皮膚トラブルですが、おとなになっても苦労している方もいるあせも。
首周りや髪の生え際、手首の溝など皮膚の汗が溜まりやすいところに赤く細かいぶつぶつが広がっていきます。
対処法は汗をこまめに拭き、エアコンや扇風機を使って汗が引く時間をつくること。
汗を拭くときは濡れタオルで軽くおさえるようにして、ゴシゴシこすらないようにしましょう。
赤いぶつぶつが化膿したり赤く腫れたりした場合は早めに皮膚科を受診してください。
おむつかぶれ
常に蒸れやすいおむつが夏場はさらに蒸れてしまいます。
そんな状態でうんちやおしっこが刺激になり炎症をおこしてしまうのです。
対処法はおむつの取替をこまめに行うこと。汚れたおむつが長い時間肌にふれないようにしましょう。
肌が汚れていたらお湯や石鹸で優しく洗います。
なかなか治らない場合、治療方法が違う別の皮膚炎の可能性もあります。
皮膚にカビが生えることもあるので自己判断せずに皮膚科を受診しましょう。
健診のときに小児科に相談するのもオススメです。
乳児湿疹
汗だけでなくよだれやミルク・おっぱい、離乳食などが原因でかぶれたり、肌の乾燥が原因となる乳児湿疹。
原因となる授乳前、離乳食前など食事前に保湿剤で口の周りを保護しましょう。
汚れたら優しくふきとって再度保湿剤で保護します。
どうしても続いたり、症状が赤くなったりしてきたら医療機関を受診してください。
脂漏性湿疹
新生児・乳児に多い、肌から分泌される脂などが原因で頭皮や眉毛などにかさぶた状の湿疹ができるのが脂漏性湿疹です。
対処のポイントは入浴前。お風呂に入る前にベビーオイルなどを塗ってかさぶたをふやかします。
お風呂ではシャンプーや石鹸を使って指の腹で丁寧かつしっかり洗いましょう。
雑に扱ってもいけませんが、腫れ物にさわるようにそっと洗っていてもいけません。
お風呂が終わったら保湿剤をぬっておきましょう。
いかがですか?
日頃から清潔にしておき、患部を洗ったりお風呂に入った後は保湿剤をつけること。
赤みや赤ちゃんがかゆがっているようであれば皮膚科や小児科を受信することがポイントです。
汗を拭くときやおむつを替えるときは、赤ちゃんの肌の状態に注意するようにしてください。