予防接種について|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 奏の杜園】

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予防接種について

2021-06-30

予防接種について

コロナの影響で外出を控える日々、病院へ行くのもしのばれますよね。
ですが、お子さんの予防接種は必ず受けるようにしましょう。
生まれてから、へその緒を取り、お母さんからもらった免疫が減っていく
赤ちゃんの頃が最も感染症にかかりやすい時期です。
今日は予防接種のお話をしたいと思います。

予防接種といっても、様々な種類と受け方があります。
まずは受けようとする予防接種の種類を決めましょう。
それぞれに適切な時期があるので、時期とお子さんの様子を見て
予防接種を受けることが良いでしょう。

【Hib感染症】
ヒトからヒトに飛沫感染します。
肺炎・中耳炎などをおこす可能性があり、まれに脳を包む
髄膜やのどの奥などに炎症を引き起こします。

<接種開始可能な時期:生後2ヶ月〜5歳未満>
Hib感染症の予防接種は、開始の年齢によって接種回数と間隔が変動します。
例えば、生後2ヶ月〜7ヵ月未満で接種開始すると、
だいたい4週間ほどの間隔をあけて
1歳のお誕生日前日までに3回接種する必要があります。
追加接種の場合、3回目の終了後、7〜13ヶ月の間隔をあけて1回接種できます。

【小児肺炎球菌感染症】
肺炎・髄膜炎・中耳炎・副鼻腔炎・敗血症などの病気の原因になる細菌です。
重症化することが多くなり、後遺症や死に至る場合もあります。

<接種開始可能な時期:生後2ヶ月〜5歳未満>
こちらも開始の年齢によって接種回数と間隔が変動します。
生後2ヵ月~7ヵ月未満までに接種開始した場合、
4週間以上の間隔をあけて、1歳のお誕生日の前日までに3回接種する必要があります。
追加接種は3回目終了後から60日以上の間隔をあけて生後12ヵ月~15ヵ月に1回接種できます。

【B型肝炎】
症状が出ない状態で経過することも多く、持続感染になりやすい病です。
症状が出る場合は疲れやすく、発熱や黄疸がでる場合があります。

<接種開始可能な時期:1歳未満>
生後2ヵ月~9ヵ月未満までの間に4週間以上の間隔をあけて2回接種します。
その後、20週以上経過してから3回目接種となります。

【日本脳炎】
日本脳炎ウイルスを保有する蚊にさされることで感染します。
西日本を中心に広い地域で確認されているそうです。

<接種開始可能な時期:生後6ヵ月~7歳6ヵ月未満>
3歳で、1~4週間の間隔をあけて2回接種します。
2回目終了後は、約1年後の4歳の時に1回接種します。

【麻しん風しん混合】
はしかと風疹が一緒になったワクチンです。
はしかは免疫を持たない人はほぼ完全に発症し、発しんや鼻水、めやになどが
出やすくなります。
風疹は発熱や発疹、リンパ節腫脹など数日で治ってしまう比較的軽い病気ですが、
大人になってからかかると重症化することもあります。

<接種開始可能な時期:1歳~2歳未満>
1歳になったらできるだけ早く1回接種しましょう。
小学校就学前の1年間で対象年齢になったらできるだけ早く2回目の接種が有効です。

この他にも、いろいろなワクチンがあります。
ワクチンによっては無料のものもあれば有料のものもあります。
受診の際には母子健康手帳と予診票を忘れないようにしましょう。