2023-02-20
赤ちゃんの寝グズりの原因とは
Category:子育てにお役立ち情報
たくさん寝てたくさん泣いて成長をしていく赤ちゃん。
赤ちゃんが泣いていることには理由がありますが、いつもそばにいる保護者の方でもなぜ泣いているのかわからないということがあるでしょう。
まだ眠いのに起きてしまった、眠いのになぜか眠れない、といった理由でぐずって泣いてしまうこともあるのです。
眠くて泣いてしまう赤ちゃんの寝グズりの原因についてご紹介しましょう。
眠るために必要な生理的な泣き
人は眠りにつくために副交感神経が優位になる必要があります。
湯船に浸かってゆったりすごすと眠くなるようなリラックス状態です。しかし、赤ちゃんはこの交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできません。
スムーズに切り替えるために大声で泣いている可能性があるのです。
眠るための儀式として生理的な泣きをしている場合は大人が泣き止ませようとすると自律神経のバランスをとろうとしている赤ちゃんを阻害してしまうので、一旦見守るようにしましょう。
疲れて眠すぎて不快
ほどよく疲れているとよく眠れます。しかし、疲れて眠すぎると赤ちゃんはその眠気に対して不快に感じるのです。
まったく疲れていなければうまく寝ることができませんが、疲れすぎて眠すぎると逆に眠れなくなってしまいます。
そうなるともう大人が抱っこしても授乳しても寝られず、何をしても泣き止んでくれない状態になってしまうのです。
いつもより早く起きてしまったり、長く寝ていたという場合には起床から次の寝かしつけの時間を調整してみましょう。
いつもと違うことが不安
いつもならママが寝かしつけ担当なのに、今日はお祖母さんだった、パパだった、という場合や、寝かされている部屋がいつもと違っていたり、寝かしつけの流れがいつもと違う、というイレギュラーな状況を赤ちゃんはとても不快に思います。
環境の変化や両親の言い争いを見てしまったなどの場合も寝グズりしてしまうでしょう。
赤ちゃんが不安を感じないよう、リラックスできるルーティンを家族で作るようにします。
帰省をしたり、家族旅行をする場合やいつもの寝かしつけ担当者が体調不良の場合は寝かしつけに時間がかかることを想定して、いつもより赤ちゃんとスキンシップをとるようにしましょう。
まだ眠くなくて不満
泣いて寝てを繰り返しているような赤ちゃんですが、もっと遊びたい、もっとかまってほしいという気持ちがあります。
保護者の方の雰囲気を察してこれから寝かしつけられるということに納得していなかったり、不満を感じていたりするのです。
まだやりたいと思うことがあると寝室に言っただけで寝グズりしだすこともあります。
そういったときには、これをしたら眠る時間であることを赤ちゃんに覚えてもらうと良いでしょう。
お風呂に入ってパジャマに着替え、湯冷ましを飲んで絵本の読み聞かせが終わったら部屋を暗くして眠るなどです。
寝る前に遊ぶおもちゃや絵本を寝る前の儀式として決めておくと赤ちゃんも納得しやすいでしょう。