2022-11-28
クリスマスリースの意味をご存知ですか?
Category:子育てにお役立ち情報
街はクリスマス一色。
サンライズキッズ保育園生駒園でもお子さんが室内活動でクリスマスリースを作りました。
クリスマスに向けて小さなお子さんもワクワクしていることでしょう。
「クリスマスリースってなあに?」「どうしてかざるの?」と聞かれたときに答えられますか?
日本人にはあまりなじみがないクリスマスリースの意味をご紹介しましょう。
クリスマスリースの意味
クリスマスリースは主に魔除けと豊作祈願と新年の幸福祈願の意味を持っています。
緑の、冬でも青々とした常緑樹の色をしたクリスマスリースは玄関に飾ることで家を守る象徴とされてきたのです。
特にヒイラギの葉は殺菌作用、抗菌作用があるため生命の源として魔除けが期待できるとされてきました。
また、赤いヒイラギの実や姫リンゴ、松ぼっくりなど作物を模したオーナメントは豊作祈願の意味があります。
そしてリースは輪のかたちであるため終わりも始まりもなく、永遠性のシンボルとしてヨーロッパでは幸運のお守りとされているのです。
クリスマスリースの素材の意味
お休みの日にお子さんと一緒におうちに飾るクリスマスリースを作るときには、ぜひその意味を考えながら素材をつけていきましょう。
リボンとベル
赤いリボンに金色のベルはクリスマスをイメージさせますね。
固く結んだリボンには魔除けの効果があり、ベルの音は魔を払うとされていました。
ちょっとかわいらしさには似つかわしくありませんが、お子さんによっては喜んで話を聞いてくれるでしょう。
月桂樹など常緑樹
前述の通り、ヒイラギには殺菌、抗菌作用があり、魔除けの意味があります。
同じ常緑樹の月桂樹は農作物の豊作や厳しい寒さを乗り越えるための生命力を授けてくれるとされているのです。
松ぼっくりや姫リンゴ
前述の通り豊作祈願のために飾られる松ぼっくりや姫リンゴですが、もともとは神への捧げものとしての役割をもっていました。
アダムとイヴのお話からキリスト教でりんごは特別な意味をもっていますが、実際に寒い時期に長期保存が可能で栄養価が高い姫リンゴは神へのお供え物として古くから使われてきたのです。
クリスマスリースを飾る期間
日本では12月のクリスマスシーズンからクリスマスまでというイメージではないでしょうか。
海外では、いわゆるホリデーシーズン中ずっと飾ります。
11月30日にもっとも近い日曜日から、クリスマスイブまでだったり、神様がイエス・キリストの姿を借りて地上におりたとされる1月6日までだったり、イエス・キリストが生後40日後に神殿で清められたことをお祝いする日とされる2月2日まで飾られています。
その日まではクリスマス飾りを片付けてはいけないなどキリスト教の流派によって違いがあるようです。
いろいろ親子で調べたり、絵本で読み聞かせしてみても楽しいですね。