RSウイルスから赤ちゃんを守る|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 白山園】

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RSウイルスから赤ちゃんを守る

2021-08-26

RSウイルスから赤ちゃんを守る

6月から流行が急増しているRSウイルスをご存知でしょうか。
例年は秋くらいに流行が始まり、春まで続くRSウイルス。
2歳になるまでに100%の子が感染していると言われていますが、赤ちゃんが感染すると重症化するので注意が必要です。
こちらでは猛威を振るうRSウイルスについてご紹介しましょう。

RSウイルス感染症とは
RSウイルスの感染による呼吸器の感染症「RSウイルス感染症」。
乳幼児だけでなく大人も年齢を問わず感染と発病を繰り返し、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染すると言われています。
はじめて感染する乳幼児の約7割が鼻汁などの上気道炎の症状のみで数日のうちによくなります。
発熱や鼻汁、咳が出るような軽い風邪のような症状ですが、残りの約3割が喘息や呼吸困難症状、重い肺炎になることも。
そんなRSウイルスですが、実は非常に感染力が強いと言われ、幼稚園や保育園などでは施設内感染に細心の注意が払われています。

RSウイルス感染症の症状
通常であればRSウイルスに感染後4〜6日感の潜伏期間を経て発症すると言われています。
典型的な症状は鼻汁や咳などの上気道炎の症状のみです。
しかし、上記の通り初めて感染する乳幼児の約3割が咳が悪化して「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった前職や呼吸困難の症状が現れます。
特に低出生体重児や、心臓や肺、神経や筋肉の基礎疾患、免疫不全を患っている場合は重症化のリスクが高まるのだとか。
重篤な合併症としては無呼吸発作や急性脳症などがあります。
生後1ヶ月未満の赤ちゃんがRSウイルスに感染した場合、最悪のケースも考えられるので、少しの異変も見逃さないことが重要です。
呼吸がはやい、息苦しそうにしている、肩や全身を使って行きをしているといった呼吸器の症状や、顔色が悪い、元気がないといった症状がある場合、早めに医療機関を受診しましょう。

RSウイルスの予防法

家庭内でもマスクを着用する
大人や年長児など年齢に関わらず感染、発症する「RSウイルス感染症」。
現在ワクチンが存在しないため、家庭でも予防や感染対策が大切になります。
気づかずに赤ちゃんにうつしてしまう可能性があるため、咳やくしゃみなど風邪症状がある大人や年長児はできるだけ0〜1歳時との接触をさけるようにしてください。
保護者などどうしても接触しなければならない場合、マスクをすることが感染予防になります。

手洗い・消毒をこまめにする
咳やくしゃみなどによる「飛沫感染」だけでなく間接的な「接触感染」もあるRSウイルス。
家族がよく触るドアノブやおもちゃなど、RSウイルスが付着している場合があるので、予防するためにこまめに手洗い・消毒をしましょう。
特に触れやすい手を流水や石鹸で洗うことで徹底した予防ができます。