2022-10-03
ハロウィンってなにするの?
Category:子育てにお役立ち情報
10月といえばハロウィン。
街なかやお店がハロウィン一色に染まります。
本来どのようなお祭りなのでしょうか。保育園でもハロウィンの行事を行ったり、制作を行ったりします。
ご家庭でもぜひハロウィンをお子さんと楽しんでください。
ハロウィンの由来
ハロウィンの起源は、古代ケルト民族が行っていた秋の収穫を祝うとともに悪霊を追い払う宗教儀式「サヴィン祭」であるといわれています。
新年は11月1日からとされていた古代ケルトでは、大晦日にあたる10月31日に先祖の例が家族に会うために現世に戻ってくると信じられていました。
つまり日本でいうお盆のような行事ということです。
しかし、先祖の良い霊だけでなく、悪霊も一緒にやってきて悪さをするとも考えられていたため、仮装や焚き火で悪霊を追い払っていたと言われています。
日本のハロウィンはこの仮装するイメージが強く、仮装パレードが行われ、本来のハロウィンの由来からは離れたイベントになっています。
ハロウィンならではの楽しみ方
かぼちゃのランタンを飾る
ハロウィンといえばかぼちゃを怖い顔にくり抜いてキャンドルを灯したランタンでしょう。
「ジャック・オ・ランタン」という名称で、魔除けや悪霊を追い払う力があるとされています。
実際にかぼちゃをくり抜いて飾るのも面白いですが、雑貨屋さんにあるガーランドや小物などを飾ってもかわいいですね。
おばけに仮装する
本来ハロウィンで仮想するのは先祖の霊と一緒に帰ってくる悪霊を怖がらせて追い払うため。
おばけや悪霊に近い姿をすることで、悪運や災いを遠ざけるという目的もあるのです。
しかし昨今ではアニメのキャラクターやお友達とおそろいの仮装をするなどさまざま。
海外でも仮装コンテストなどが開催されるなど、その趣旨とは違ってきている様子です。
親子でちょっとした仮装をするだけでもハロウィンの雰囲気が楽しめてよいのではないでしょうか。
トリックオアトリート
「トリック・オア・トリート(お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ)」と声をかけながら玄関先で仮装をした子どもたちがお菓子をねだる風習が、ハロウィンのメインイベントでしょう。
お菓子を配るのは悪霊に元の世界へ帰ってもらう魔除けの意味合いが込められているのだとか。
「トリック・オア・トリート」とお菓子をねだられたら「ハッピーハロウィン」と子どもたちにお菓子をあげることがハロウィンのルールです。
おうちでもお菓子をたくさん用意してハロウィンをハッピーなイベントにしてください。