赤ちゃんの寝ぐずり原因と対策|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 厚木園】

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赤ちゃんの寝ぐずり原因と対策

2022-01-20

赤ちゃんの寝ぐずり原因と対策

赤ちゃんはたくさん寝るのが仕事です。
泣くことでお腹がすいたことや気持ち悪いこと、かまってほしいことを伝えてきます。
しかし、オムツは替えたし授乳はしたし、暑くも寒くもないはずなのになぜ泣いているのかわからないとパニックになったこともあるのではないでしょうか。
眠いのに眠れない、眠気に不快感を感じるといったことでも泣いてしまう赤ちゃん。
そんな寝ぐずりの主な原因と対策についてご紹介します。

 

寝ぐずりの原因

まずは寝ぐずりの主な原因について見ていきましょう。

疲れすぎ

赤ちゃんは「疲れすぎ」ていたり、「眠すぎ」ていたりすると逆に寝られなくなってしまうのをご存知でしょうか。
つまり「疲れさせれば寝る」というのは大きな誤解です。もちろんほどよく疲れていなければ寝ることもできないのでバランスが難しいところ。
赤ちゃんは疲れて眠くなると感情的な部分が強くなり、「眠すぎて不快」だという感情を爆発させるのです。
そうなるともう大人が抱っこしても授乳してもなかなか寝られなくなってしまいます。

生理的な泣き

眠りにつくためには副交感神経が優位にならなければいけません。大人がぬるめのお風呂でゆったり過ごすと眠くなるのがこの状態です。
しかし、赤ちゃんはこの切替が上手にできないため、大声で泣いて副交感神経の働きを高め、スムーズに切り替えるため泣いている可能性もあります。
うまく切り替えができないための生理的な泣きなので、がんばって寝かしつけようとしても寝てくれないのです。

不安

寝かしつけ担当がいつもと違う、寝かされる部屋がいつもと違う、寝かしつけ方がいつもと違う、寝るまでの流れがいつもと違う、そう、「いつもと違う」ことに対して赤ちゃんは不安な気持ちになります。
大人も嫌なことがあると寝付きが悪くなったり、なかなか寝付けないときにイライラしてしまったりすることもあるでしょう。
赤ちゃんも同じで、不安な気持ちからなかなか眠れずに泣いてしまうのです。
保育園のスタートや、引っ越しなどの環境変化、両親の言い争いを寝る前に見てしまった場合なども寝ぐずりしてしまうでしょう。

不満

赤ちゃんにも意思があります。これから寝るんだということに納得していないと不満を感じるのです。
なんで寝かされそうになっているのか納得できなかったり、まだ遊びたかったという気持ちが強かったりすると寝室に行っただけで寝ぐずりすることもあるでしょう。

 

寝ぐずりの対策

赤ちゃんもいろいろな思いをもって寝ぐずりしています。いろいろ対策を試してみてお子さんに快適な睡眠をとってもらいましょう。

寝かしつけのタイミングをはかる

疲れすぎて寝ぐずりする場合、疲れすぎる前に寝かしつけると寝ぐずりを防げるでしょう。
起床から次の寝かしつけまでの時間が、生後4~6ヶ月は2〜3時間、12ヶ月までは3〜4時間が目安です。
もちろん目安より少ない時間や多い時間で眠くなる子もいますので、寝ぐずりや普段の様子から調整していってください。

神経の切り替えが終わるのを待つ

うまく自分で寝るための生理的な泣きをしている場合、大人が「泣いているから泣き止まさなければ」と考えてしまうと、せっかく赤ちゃんが自分で自律神経のバランスをとろうとしているのを阻害してしまいます。
そのため様子をみて泣いていても少し見守る、すぐに泣き止ませなければと考えないようにするとよいでしょう。

リラックスさせる

「いつもと違う」ことに不安を感じて寝ぐずりしてしまう場合、寝る前のいつもと同じルーティンを家族で作ってリラックスさせましょう。
実家への帰省や旅行など「いつもと違う」場合は、保護者も寝かしつけに時間がかかることを考えて、いつもより赤ちゃんとスキンシップをとったり寄り添ったりすると赤ちゃんが安心して寝てくれます。

寝る前の準備を整える

部屋を暗くしたり、本を読んだり、静かにしたりと今から寝る時間だということを赤ちゃんに納得してもらうために寝る前の準備を整えます。
どうしてもおもちゃを話さずにぐずってしまう場合、「寝る前はおもちゃと絵本どっちがいい?」など寝ることを前提に声掛けをしましょう。
寝かしつけは体力がいるもの。落とし所をみつけないと保護者がヘトヘトに疲れてしまいます。参考にされてみてください。