乳幼児期の子どもとの関わり~語りかけと愛着~|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 明石本園】

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乳幼児期の子どもとの関わり~語りかけと愛着~

2024-01-11

乳幼児期の子どもとの関わり~語りかけと愛着~

こんにちは✨サンライズキッズ保育園 明石園です☀️

「こどもに話しかけろって言われても、何の反応も返ってこないし。」

「まだ言葉の意味も分からないから、話しかけても無駄なのでは?」

子育てのなかでこんな悩みはありませんか?

言葉って自然に獲得できるものと思われがちですが、この”無駄かもしれない”時期に、赤ちゃんにたくさん語りかけをしてあげることがとても大切なのです。では、具体的にどのように語りかけてあげればいいのでしょうか。ポイントは「実況中継」です。

例えば

〇おむつ替えの時には、「気持ち悪かったね。きれいにしようね。」「いっぱい出てスッキリしたね。」など

〇ミルクや離乳食の時間には、「おなかすいたね。ミルク飲もうね。」「(口に運びながら)おいしいね。もぐもぐ上手ね。」など

〇お散歩の時には、「風が吹いているね。」「空がきれいよ。」「車が通ったね。」など

目の前で起こっている出来事を、そのまま言葉にして話しかけてみてください。ママやパパの声は赤ちゃんに届いています。言葉では返せなくても、赤ちゃんは仕草や表情で一生懸命応えようとしています。そして、この時期の赤ちゃんとの関わりが将来の「聞く力」「話す力」につながると言われています。

また、新生児は視覚が未成熟でほとんどぼやけて見えない世界にいます。でも、親が顔を近づけて優しく声をかけるとじっと「見つめて」きます。「泣き」「笑い」のサインに親がどう反応してくれるのかを感じ、さまざまに「働きかけ」ていきます。そして、五感をフル回転して自分の産まれた世界を感じ取ろうとし、その発達とともに行動の範囲や身体を動かす機能が向上して、「遊び」が始まっていきます。子どもに寄り添う養育行動のみならず「遊び」を共にするなかで、「愛着」と「愛しみ」が親子の関係や絆を織りなしていきます。

子どもの「育つ力」を信じて「子育てを楽しむ」ことが何よりも大切なのです。乳幼児期という人の人生で最も短く、限りなく貴重でその土台となる日々を、夫婦・親子でよろこびとともに味わってください。