2023-06-22
トイレトレーニングは焦らず親子と園で連携を
Category:子育てにお役立ち情報
冷たい飲み物や冷えた部屋で体が冷えると、トイレの回数が増えることがあります。
トイレトレーニング中のお子さんも同じです。トイレに間に合わないことに悩む必要はありません。
失敗は成長のチャンスです。
トイレトレーニングで悩んでいる保護者の方に、成功へのポイントをお伝えします。
早すぎるトイトレはNG?
東京都府中市にある「東京都立小児総合医療センター」は、早すぎるトイレトレーニングに注意を促しています。
2歳半以降を目安に行うことを推奨しています。
その理由は、2歳までの子どもと大人の排尿方法の違いにあるとのことです。
子どもは力んで排尿する傾向があり、大人とは異なります。この時期にトイレでの排尿を強制すると、後の問題を引き起こす可能性があるとしています。早すぎるトイレトレーニングには慎重に対応が必要なのです。
よほどの理由がないかぎりはお子さんのペースに合わせてスタートしましょう。
家庭と園でしっかり連携を
トイレトレーニングの成功には、保育園とご家庭の連携が不可欠です。
オムツとパンツの使い分けやスケジュールの統一が重要になります。
お子さんが混乱しないよう、平日の園で過ごす時間だけでなく、休日もパンツを履く環境を作りましょう。
早めにトイレトレーニングを始めたい場合は、保護者と園側が連携し、お子さんの成長や気持ちに合わせたサポートを行います。
明確な情報共有をして保護者と園が一緒にお子さんの成長を見守り、力を合わせて取り組みましょう。
失敗して当たり前
トイレトレーニング中にイライラしてお子さんを怒鳴ったり傷つけたりすることは逆効果です。
萎縮してしまい、さらに失敗を重ねたり、イヤイヤ期であれば癇癪を起こす頻度が増えてしまうでしょう。
失敗を冷静に受け止め、援助することが大切です。
失敗が続く場合は一時的に休憩することも検討してみましょう。
トイレトレーニングは3〜6ヶ月と言われますが、季節や環境の変化で失敗することもあります。
失敗が続く場合は前の段階に戻ってやり直すことが効果的です。
叱らずに励まし、楽しみながら目標に向かって進めましょう。
個人差があるため、お子さんのペースに合わせて進めると成功しやすくなります。
焦らず楽しくトイレトレーニングに取り組みましょう。