2022-10-06
秋のアレルギー症状に要注意
Category:子育てにお役立ち情報
秋は気候が良いので外にお散歩に行きたくなりますね。
朝夕の寒暖差がまだ激しい為、脱着しやすい服装ででかけましょう。
お子さんはくしゃみなど風邪症状がでていませんか?
もしかしたらそれは風邪ではなくアレルギー症状かもしれません。
こちらでは秋のアレルギー症状についてご紹介しましょう。
急激な気候の変化
風邪症状とアレルギー症状はよく似ています。
特に昨日は真夏日だったのに、今日は夏日にもならないといった急激な気温の変化によって風邪をひきやすいからです。
だんだんと湿度や気温が高くなる春と違い、秋は湿度も気温もだんだん低くなり、気管や粘膜、肌が未成熟の小さなお子さんはその刺激によってダメージを受けてしまいます。
9月はまだ降雨量が多く、残暑も残っていますが、10月になってくると空気が乾燥したり、アレルゲンとなる秋の植物の花粉が飛散するため注意が必要なのです。
風邪だと思っていたらアレルギー症状だったということになると、お子さんが長い間つらい思いをしなければいけなくなる構成が出てきます。
春だけではない花粉症
スギやヒノキ花粉が飛散する春の花粉症は天気予報などでもその飛散の状況が伝えられます。
しかし、秋の植物による花粉症は規模が大きくないためさほど認知されていません。
アレルゲンとなるキク科のヨモギやブタクサは背丈が低く、大人よりも小さなお子さんの方が吸い込みやすい状況にあります。
秋の花粉は春の花粉よりも粒子が小さく、粘膜に溜まりやすい上に喉に流れやすいため、目や鼻の症状だけでなく喘息のような症状が起きる場合もあります。
かゆがってお子さんが目や鼻をさわってしまうため、そこに炎症がおきて発疹も出てきます。気づいたら早めの診察が必要です。
河川敷や公園など路地に自生しているためお散歩コースや登園経路にあるケースも。
できるだけ避けるようにして、アレルギー症状を起こさないよう気をつけましょう。
アレルゲンとして一番多いハウスダストやダニ
秋は夏の間繁殖したダニの死骸がたくさん布製品についていることをご存知でしょうか。
しっかりと寝具を清潔にたもって、お子さんが吸い込まないように気をつけてあげてください。
また、夏から秋、冬にかけてエアコンを付けない時期が続くとその間エアコンの内部でカビが繁殖していることがあります。
そのカビがハウスダストに付着してハウスダストアレルギーにつながります。
ハウスダストもゆっくりと掃除機をかける、空気清浄機を作動させるなどでホコリを貯めないように気をつけましょう。