RSウイルスの流行に気をつけて|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 矢吹町本園】

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RSウイルスの流行に気をつけて

2021-08-20

RSウイルスの流行に気をつけて

6月から流行が急増しているRSウイルスをご存知でしょうか。
例年は秋くらいに流行が始まり、春まで続くRSウイルス。
赤ちゃんが感染数と重症化すると言われており、注意が必要です。
2歳になるまでに100%の子が感染を繰り返すRSウイルスについてご紹介しましょう。

RSウイルス感染症とは

RSウイルスの感染による呼吸器の感染症「RSウイルス」。
生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染すると言われています。
はじめて感染する乳幼児の約7割が鼻汁などの上気道炎の症状のみで数日のうちによくなるので感染に気づかないこともあるでしょう。
しかし、残りの約3割は喘息や呼吸困難症状などを起こし、重い肺炎になることもあるのです。
特に生後数週間から数ヶ月の赤ちゃんがはじめてRSウイルスに観戦した場合、重篤な症状を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
また、乳幼児だけでなく大人も年令問わず感染と発病を繰り返すため、保護者も気をつけなければいけません。
なにより非常に感染力が強いため、幼稚園や保育園などでは施設内感染が危惧されます。

RSウイルスの予防法

大人や年長児はマスクをつける

乳児が感染すると重篤な症状になる「RSウイルス感染症」。しかし現在ワクチンが存在しません。
そのため家庭での予防や感染対策が重要になるのです。
前述の通り、大人や年長児など年齢に関わらず感染、発症します。
そのため気づかずに赤ちゃんに移してしまう可能性があるのです。
咳やくしゃみなど風邪や気管支炎の症状がある方は、できるだけ0〜1歳時との接触を避けましょう。
どうしても接触をしなければならない場合、年長児などが遊びたがる場合はマスクをして接することを心がけてください。

手洗いと消毒をこまめにする

咳やくしゃみなどによる「飛沫感染」だけでなく、RSウイルスが付着したおもちゃやドアノブなどの間接的な「接触感染」もあるRSウイルス。
予防にはこまめな手洗いや消毒が有効です。
日常的に遊んでいるおもちゃや家でよく触れる場所をこまめに消毒しましょう。
また、流水や石鹸による手洗いを徹底して予防します。

RSウイルス感染症の症状

0〜1歳児がいる家庭は、風邪っぽいけど大丈夫と楽観するのは禁物です。
呼吸がはやい、息苦しそうにしている、肩や全身を使って行きをしているといった呼吸器の症状や、顔色が悪い、元気がないといった症状がある場合、早めに医療機関を受診しましょう。