2023-08-24
油断大敵!熱中症からお子さんを守ろう
Category:子育てにお役立ち情報
8月も後半となりましたが、まだまだ暑い日が続いています。
9月が近づいてさらに湿度が高くなってきたので熱中症には注意が必要です。
先日も北海道で小学生の8歳の女の子が熱中症でなくなるという痛ましい事故がありました。
小さなお子さんは大人より体感温度が高く、熱中症になりやすいことがわかっています。
しっかりと予防していきましょう。
こまめな水分補給
熱中症予防の基本。
「喉が渇いた」というサインが出る前に、定期的に水分と塩分を摂取することが重要です。
お子さんが自分で喉の渇きを伝えることが難しいため、水筒やペットボトルを持ち歩き、イオン飲料を摂ることをオススメします。
適切な服装
気温に合わせて通気性の良い服を選びましょう。
特に綿素材の服は通気性が高く、外出時には帽子やラッシュガードなどを利用して、日焼けや熱中症の予防を行うことも大切です。
帽子や長袖をお子さんが嫌がるときには保護者の方が日陰を作ってあげ、涼しい時間帯には通気性の良い長袖を羽織るようにするとよいでしょう。
休憩の重要性
屋外で遊ぶ際には、木陰や室内で頻繁に休憩を取ることが大切です。
特にお子さんは地面から近く、紫外線の影響を受けやすいため、日差しの強い時間帯を避けて外出することをお勧めします。
お子さんの体感気温は大人よりも7度高いというデータがでています。暑さが体力を奪うことを考えると休憩が必要なことがわかるでしょう。
適切なクーラーの使用
クーラーの部屋で過ごすことも大切ですが、常にクーラーの下で過ごすことで暑さに弱くなる可能性があります。
適度に外で遊んで汗をかいて暑さになれることで、クーラーを適切に利用しながら、暑さに対する耐性を持つことができるようになるでしょう。
日中過ごしやすい部屋で大人しく遊んでいたら、夕方日がおちてからお散歩してみてはいかがでしょうか。
車内への放置に注意
毎年伝えられる痛ましいニュース。どうしてもうっかりしてしまったり、ちょっとだけならと油断してしまう方が絶えません。
車やベビーカーにお子さんを放置しないように注意しましょう。
短時間でも放置は危険です。
エアコンが効いていると思っても、お子さんは熱中症になりやすいので、安全を最優先に考えましょう。
シートベルトに挟まれて身動きできない状況で暑さや喉の乾き、不安にかられるお子さんを想像してみてください。
熱中症の対策を徹底的に実施することで、お子様の健康と安全を保護することができます。
熱中症や暑さに関するリスクを最小限に抑え、楽しい夏を過ごしましょう。