2024-06-06
〇育児のヒントpart8〇
Category:子育てにお役立ち情報
味覚の基礎をつくる時期といわれる幼少期。
多様な味を経験し、味のストックを増やしていくことが、味覚発育にはかかせないポイントです。
今まではたくさん食べていたのに、、
近頃は好き嫌いが増えてきたな、、
といったことが増えてくる1歳半から2歳頃の子どもたち。
少しずつ、自分と他者との違いを認識しはじめ、自分の思いをどんどんと表してくれる時期であり、この時期の子どもから味覚は少しずつ変化がでてくるといわれています。
そのため、味の好みもうまれてくるのです。
味覚の成長が進む中で、味のストックを増やすことこれこそが好き嫌いを減らす近道です。
・離乳食の時と同様にいろいろな味のものを食べる経験
・好みの味ばかりの食材を用意し、与えることは控える
・嫌いな食材や食品も積極的に食卓に並べる
・油分や塩分を少なめにする
などなど、、工夫も大切です。
「旨味」「塩味」「酸味」「甘味」「苦味」
様々な味を通して、子どもの味覚発達をうながしていくことも子育てには欠かせないポイントとなります。そして、栄養面での不安もありつつも、温かくゆったりと子どもを見守ることが大切であり、親にとっては試練の時でもあります。
「少しずつ、自分の気持ちがわかるようになってきたんだな。」
「味覚が成長してきているんだな」
「どんな味が好みなんだろう」
マイナスに見えがちな子どもの姿をプラスにとらえ、楽しく子育てしてきましょう。