2024-07-08
〇子育てのヒント part9〇
Category:子育てにお役立ち情報
梅雨にはいり、ジメジメした湿度の高さとともに辛い暑さも続いています。
夏は、楽しいこともいっぱいですが、暑さから子どもの身体に及ぼす影響も大きいものです。
初夏から夏にかけて、要注意の「熱中症」について、、ポイントをしぼってお伝えします!
【熱中症を起こしやすい場面】
・厚着をさせていませんか?
乳幼児は、大人に比べ体温の調節がうまくできません。また、体温も大人に比べ高いため、基本的に「薄着」を心掛けましょう。
・熱中症対策をせずに炎天下の中、遊んでいませんか?
子どもは、大好きな遊びに夢中になると暑さも忘れて遊んでしまします。例え、プール遊びをしていても「帽子をかぶる」「水分補給」「体を休める」等の熱中症の対策は忘れてはいけません。
・炎天下に徒歩やベビーカーでアスファルトの歩道等で散歩していませんか?
背の低い乳幼児は、地面からの距離も近く、大人と比べると地熱からの温度の影響を受けやすいです。短時間だから大丈夫だろうの軽い気持ちが重症化させてしまう原因です。子どもと大人の違いを理解し、散歩をする時間帯や散歩をする場所の配慮をしてあげましょう。
・少しだからと買い物の間等に子どもを車の中へ置いていくことはありませんか?
炎天下、エンジンを止めた車の中は、10分程で50℃以上の車内温になっています。エンジンはつけてあったとしても、窓を開けていたとしても、、万が一に備えて、絶対に行わないように心がけてください。
【こんな時は、救急車を呼んで!!】
【1】 意識がもうろうとしている、意識がない
【2】 けいれんを起こす
【3】 水分を受けつけない
【4】 上の3つの症状とともに熱が39度以上ある
【こんな時は、速やかに病院へ】
【1】唇や皮膚に潤いがなく乾いている
【2】顔色が青白く、生あくびをする
【3】おでこやわきのした、耳を触ると熱い
【4】炎天下や気温の高い場所で元気に遊んでいたのに突然ぐったりしている
【5】おしっこが5~6時間以上出ていない
【6】吐きけがある、または吐く
【7】汗が出なくなった
【熱中症の応急処置】
・頭を低くして、涼しいエアコンの下で体を休めてください。
・動脈が集中するわきの下や内ももの付け根あたりなどをしっかり冷やしてください。
・吐き気がある場合は、吐き気がおさまるまでは水分補給は控え、おさまったところで、水分を少しずつ補給させましょう。