2023-02-14
チョコレートをお子さんが食べてしまったときの対処法
Category:子育てにお役立ち情報
今日はバレンタイン・デー。お家の中は甘い匂いで満たされているのではないでしょうか。
職場やお友達からもらってきたチョコレートをテーブルの上などにぽんと置きっぱなしにしてはいませんか?
チョコレートは小さなお子さんには刺激が強すぎるのでそのリスクと対処法を知っておきましょう。
チョコレートは食べてはだめ?食べてしまう原因
はちみつのように0歳児に与えてはいけないという明確な決まりがないチョコレート。
そのため離乳食が完了すればご家庭によってはおやつで与えるケースもあるでしょう。
バレンタインデーの時期には祖父母や親戚など知識が無い方が小さなお子さんにチョコレートをおやつとして与えてしまったり、床に落ちていた粒チョコをお子さんが拾って自分で食べてしまったりということがあります。
特にバレンタインデーの時期、子どもは甘いものが好き、という認識から与えてしまう場合もあります。
しかし、3歳未満のお子さんにチョコレートを与えてしまうのは危険もあるのです。
チョコレートのリスク
チョコレートは食品ですから大げさに捉えることは無いですが、やはりまったく危険がないわけでは有りません。
内臓に影響を与える
内蔵が成長段階の小さなお子さんには脂肪分や糖分が多く、消化しにくいチョコレートは負担になります。
アレルギー症状を起こす原因にもなるので与えるには注意が必要なのです。
虫歯の原因になる
上記の通りチョコレートには糖分が多いです。虫歯の原因菌であるミュータンス菌は、糖分によって繁殖します。
柔らかく歯に付着しやすいチョコレートを口にすると、虫歯ができやすい環境が整ってしまうのです。
睡眠に影響を与える
カフェインがチョコレートに含まれていることをご存知でしょうか。御存知の通り覚醒作用があります。
眠ってほしいときに赤ちゃんが眠れなくなりますし、落ち着きがなくなります。
こうした症状が出たときには受診を
基本的にはチョコレートを食べてしまったからと行って急いで病院についれていかなければということはありません。
ムリに吐き出させることもしなくていいですが、粒チョコやナッツ入り、アルコール入りのチョコレートを食べた場合はしっかりと様子を見守りましょう。
・誤嚥
気管支喘息の原因になりかねないため、誤って気管支などに誤嚥してしまった際など気になる咳が出始めた場合は受診しましょう。
・アレルギー症状
チョコレートにはアレルギー発作を起こすアレルゲンになる可能性があります。
口の周りに発疹がでたり、顔が真っ赤になったり、呼吸が荒くなったりとアレルギー症状が見られる場合は受診しましょう。