2022-05-20
ベビーサインをやってみよう
Category:子育てにお役立ち情報
「ベビーサイン」をご存知ですか?
赤ちゃんと簡単なジェスチャーを使ってコミュケーションをとる育児法です。
まだ言葉で会話をしたり意思疎通ができない赤ちゃんですが、ベビーサインを覚えることができるんですよ。
アメリカで生まれたベビーサインですが、ここ20年ほどで日本にも浸透しました。
こちらではたくさんの保護者の方が実践しているベビーサインについてご紹介します。
ベビーサインてどんなもの?
言葉でのやり取りができない赤ちゃんと簡単なジェスチャーを使ってコミュニケーションをとるのがベビーサインです。
1980年にアメリカ、カリフォルニア大学の二人の博士によって研究されました。
2000年に入ってから世界に広まり、日本でも浸透していきます。
赤ちゃんに声をかけたり、語りかけたりするときにベビーサインをそえて見せるように習慣づけていくと自然と赤ちゃんがその意味を理解してコミュニケーションを取れるようになるのです。
ベビーサインはいつからはじめるの?
赤ちゃんからベビーサインで反応がくるのは、早くておすわりができるようになる頃からです。
しかし、生まれてからおしゃべりが上手にできる前までであればいつから始めても大丈夫でしょう。
普段の生活の中で語りかけるときにベビーサインを添えるように習慣づけてみてください。
それ以外でベビーサインを親子で覚える時間を作ったり、サインの数を決めて無理に覚えさせる必要もありません。
お子さんが歩き始める頃にはサインを覚えるスピードが早くなり、使えるサインも増えて少しずつコミュニケーションが取れるようになってくるでしょう。
サインとしての手の動きを見せるようにしていると自然とベビーサインを理解していくのです。
ベビーサインのメリットって?
初めての子育てや上の子をお世話しながらベビーサインを添えるのは大変だと感じる方もいるかもしれません。
もちろん気持ちに余裕があるときが一番です。
指や手で赤ちゃんもジェスチャーをとることができるので、親子で通じあえたら子育ても楽しくなるでしょう。
そうしたメリットとして以下のことが挙げられています。
●話し言葉の習得に良い影響がある
●赤ちゃんの健康と安全管理に役立てることができる
●親子の絆が深まる
●育児がより楽しくなる
ベビーサインは誰でも使えるの?
ベビーサインは誰でも使えます。
全国にベビーサイン教室がありますし、たくさんの赤ちゃんと保護者が参加しているので、ぜひ自治体の広報などをチェックしてみてください。
教え方のコツやベビーサインの種類などを知ることができれば、赤ちゃんと楽しくコミュニケーションが取れるようになるでしょう。
ベビーサイン教室に参加するのが難しいという場合は、本やDVD、インターネットで学ぶことが可能です。