2021-06-21
幼児ウイルス感染【手足口病】
Category:子育てにお役立ち情報
子どもを中心に、主に夏に流行に流行する手足口病は、
口の中や手足などにぶつぶつと赤い発疹ができ、痛みや痒みがあり、発熱も出るケースもあります。
感染者がほとんど小児で5歳未満が90%以上を占めています。
予防対策などをご紹介いたしますね。
手足口病の症状
手足口病はその名の通り、ぶつぶつと赤い水疱性の発疹が
手のひら、足の裏、足の甲、口の中などにできます。
水疱が破れて、口内炎になることもあります。
通常は痛みや痒みは少ないですが、稀に痛みや痒みを感じる子どももいます。
1〜2日の軽い発熱もいたり、38度超えた熱を出す子もいます。
人によって異なります。
手足口病の感染経路
手足口病はウイルス感染なので、考えられる3つをご紹介します。
①飛沫感染
感染者のくしゃみや咳によりウイルスを吸い込むことで感染
②接触感染
ウイルス付着したドアノブやおもちゃなど触れて、その手で目や鼻、口などに
触れることにより、粘膜から感染
③経口感染
乾燥した便の粒子を吸い込んだりトイレやおむつ替え後の手で顔など触れ感染
保育園や人が集まる場所から感染することもあるので、帰宅後は手洗いなど対策しましょう。
手足口病の予防と対策
咳やくしゃみで飛び散る唾液や便などに含まれるウイルスで移すことがあるので、感染予防と対策を行いましょう。
①手洗いの徹底
②タオルの共用を避ける
③オムツ交換後は必ず手洗い
④消毒をする(次亜塩素酸など)
治ったと思ったら、数週間以上の便などからウイルスが排出されるのでまだ治ってないこともあるため
注意してくださいね。
手足口病の治療
ワクチンはないので、手足口病にかかったら、子どもにとっても親にとっても辛いかもしれませんが、
自然に治るの待つしかないです。
原因となるウイルスは複数あるので、一度かかったことがあっても
またかかる可能性も出るので、予防と対策だけはしっかり取っておきましょう!
保育園はいつから通えばいい?
何日間休むとか基準はないですが、体調がよければ登園する。
様子見で休ませることが無難だと思います。
保育園によっては登園許可証が必要な場合があるので、保育士に聞いてみましょう。
こんな時は病院へ!
ほとんどの場合は、1週間前後で発疹の跡が残らず治りますが、ごく稀に合併症など起こることもあります。
・嘔吐を繰り返す
・ぐったりしている
・38度以上の熱が続く
・水分摂らず尿が出ない
以上のような症状があれば、小児科や皮膚科の病院で診てもらいましょう!