2023-08-10
小さなお子さんを熱中症リスクから守ろう
Category:子育てにお役立ち情報
小さなお子さんは未発達な体温調節機能のため、熱中症リスクが高まります。
夏季は特に注意が必要で、予防と対策を重視しましょう。
こちらは安全に夏を過ごすために、お子さんを熱中症リスクから守るための対策についてご紹介します。
こまめな水分補給
「喉が渇いた」と感じた時には既に脱水症状が始まっていることがあります。
お子さんは喉が渇いたことをうまく伝えられないので、定期的に水分と塩分を補給し、熱中症を予防しましょう。
水筒やペットボトルを持ち歩き、イオン飲料を飲むことをオススメします。
適切な服装
気温に応じて通気性の良い服を着せましょう。
涼感素材は通気性に注意が必要なので、綿素材の服がオススメです。外出時には帽子やラッシュガードも利用しましょう。
日焼け防止と虫刺され帽子に長袖長ズボンがよいと言われていますが、お子さんが嫌がるようであれば着脱しやすいカーディガンなどを利用するとよいでしょう。
休憩の大切さ
外で遊ぶ際は木陰や屋内でこまめに休憩しましょう。
お子さんは地面から近く、照り返しや陽光の影響を受けやすいため、日差しが強い時間帯は避けて朝早めか夕方に外出しましょう。
特に認識しづらいですが、ベビーカーはとても暑くなります。取り付け外しのしやすい日除けカバーなどを利用してお子さんを守ってください。
日差しに当たりすぎると体力を奪われます。
クーラーの適切な使用
クーラーの効いた部屋で過ごすことも大切ですが、常にクーラーの下で過ごすと暑さに弱くなる可能性があります。
適度に外で遊び、クーラーを上手に活用して暑さに強い体を作りましょう。
日が落ちて少し涼んできたら外に出て散歩に出たり、公園で遊んだりと軽い運動をして適度に汗をかくことも大切です。
放置に注意
車やベビーカーに子供を放置しないように注意しましょう。
短時間でも放置は危険です。「ちょっとだけだから」という油断は避け、お子さんの安全を最優先にしましょう。
毎年老若男女に関わらず熱中症を発症して搬送される方が増えています。
特に小さなお子さんやご年配の方は痛ましい事故が絶えません。
車でエアコンを付けているから大丈夫というのも油断です。お子さんはどういった動きをするかわかりませんし、後部座席のチャイルドシートはとても熱をもっています。
気をつけてください。
これらの対策をしっかりと実施し、お子さんの健康と安全を守りましょう。