自宅で簡単ベビーマッサージ

2021-06-25

ベビーマッサージは親子のコミュニケーションを取る上でとても良い方法の１つです。しかしベビーマッサージとはよく聞くけものの、実際にやったことがないしやり方がわからない方も多いと思います。今回はベビーマッサージに必要な道具や方法などをお伝えいたします。

ベビーマッサージとは

ベビーマッサージとは、赤ちゃんの肌に直接触れることでママ・パパの愛情を伝えることができるコミュニケーション手段の１つです。実際に効果やメリットが研究によって検証されていることから、近年、自治体や医療機関でも取り入れられており、様々な場所でベビーマッサージ教室も開かれています。

ベビーマッサージの効果やメリット
では実際にベビーマッサージにとって得られる効果やメリットがどういったものなのでしょうか。ベビーマッサージは赤ちゃんだけでなくママ・パパにとってもリラックス効果があるとされています。

赤ちゃんはママ、パパに触られるだけでリラックスして幸せを感じます。赤ちゃんへの効果は下記のように様々なものがあります。

・赤ちゃんとママ、パパの愛着形成
・身体や脳への発達促進
・筋肉の発達促進
・ストレスホルモン抑制による免疫力UP
・寝つきが良くなる

・血液循環による便秘解消

ベビーマッサージに必要な道具
・バスタオル
・マッサージオイル

刺激の少ない100%植物性のもの
赤ちゃんによっては植物性のオイルでも赤みやかゆみなどのお肌トラブルが起こる可能性があります。全身に使うものですから、使用する前に必ずパッチテストを行いましょう。
パッチテストの方法：腕の内側などに塗って1日から2日様子を見て見ましょう。赤みやかぶれが出てきた時点ですぐに洗い流し、そのオイルは使用しないようにしてください。

マッサージの基本

マッサージを始める時は清潔な手でするようにしましょう。冷たい手のまま赤ちゃんに触れてしまうとびっくりさせてしまうので、始める前にぬるま湯で手を清潔に洗い、オイルを手のひらで温めておくと良いでしょう。マッサージ中は声かけを忘れずに！赤ちゃんの目をしっかりと見ながらコミュニケーションを取るようにしてください。マッサージに慣れてない赤ちゃんだとまだ触られることに慣れてない場所があると思います。オムツ交換でよく触れられる足から始めるとスムーズに進められます。

①まずは脚のマッサージから
脚の付け根から足首まで両手で掴むように足先に向かってなでおろします。
両手で、太ももをお腹につけるように持ち上げ左右に優しく揺らしていきます。
足をお腹につけた状態から足を伸ばし太ももからふくらはぎをなでおろします。
赤ちゃんは関節が弱いので脱臼しやすくなっています。足や手は引っ張らないように注意しましょう。

②お腹、腕のマッサージ
中の真ん中に手を置き、優しく時計回りにマッサージします。お腹は押しすぎないように、腕の重みだけで十分ですので注意してください。
両手で胸から肩にかけてハートを描くようにマッサージをしてなでおろします。
肩、腕を軽く握るようにしてなでおろしましょう。
手先も軽くつまむようにマッサージしてあげます。

③最後は背中のマッサージ
赤ちゃんの顔が横向きになるように仰向けに寝かせ、肩から腰にかけて両手でなでおろしましょう。
お尻も時計回りに優しく撫でます。
脚のかかとがお尻に着くように曲げて太ももをマッサージしてあげます。
最後に手から肩を通って背中、足までを優しくなでおろしてあげましょう。

本格的なベビーマッサージは生後半年以降が良いとされていますので、是非ベビーマッサージで赤ちゃんとの絆を深めて見てください。