2025-07-04
⭐お役立ちブログ⭐
Category:子育てにお役立ち情報
こんにちは🌞
サンライズキッズ保育園大津園です☺
今月は【手足口病】について紹介したいと思います。
手足口病は、主に4歳までの幼児を中心に夏に流行する病気です。
2歳以下が半数を占めますが、
小学生でも流行的発生がみられることがあります。
※主な症状※
感染後3-5日経つと、
口の中、手のひら、足底や足背(足の甲)などに
2-3㎜の水泡を伴う複数の発疹が出ます。
発熱は約3分の1みられますが、
38度以下のことが多く高熱が続くことは通常ありません。
ほとんどの発症者は、3-7日のうちに治る病気なのですが、
まれに、髄膜炎、小脳失調症、脳炎といった中枢神経系の合併症の他
心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、
重篤な合併症を伴うことがあります。
特にEV71に感染した場合は、他のウイルスによる手足口病と比べて
中枢神経系の合併症を引き起こす割合が高いことが知られています。
手足口病にかかった場合は、経過を注意深く観察し
合併症に注意をする必要があります!
※感染経路※
飛沫感染・接触感染・糞口感染(便と一緒に排泄されたウイルスが口に入って感染する事)
※治療方法※
特別な治療方法はありません。
基本的には軽い症状の病気のため、経過観察を含め症状に応じた治療となります。
しかし、まれに合併症が起こる場合がある為
しっかりと経過観察を行い
・高熱が出る
・発熱が二日以上続く
・嘔吐する
・頭を痛がる
・視線があわない
・呼びかけに答えない
・呼吸が早く息苦しそう
・水分が取れず尿がでない
・ぐったりとしている
などの症状が見られた場合は、医療機関へ受診してください。
保育園などの乳幼児の集団生活では感染しやすいので
感染を広げない為にも
しっかりと清潔な環境を整えていきたいと思います
次回のブログもお楽しみに…🍀