2022-10-27
絵本の読み聞かせで知るハロウィンの起源
Category:子育てにお役立ち情報
サンライズキッズ保育園岡垣園のある福岡県では、各地でハロウィンイベントが開催されています。
ハロウィン当日にはニュースでも話題になるほどたくさんの人が仮装して集まったり、ショッピングモールでお菓子をもらえたりとお子さんが興味をもつにはピッタリのイベントです。
お子さんが興味を示しているタイミングでハロウィンをテーマにした絵本を読み聞かせんしてみませんか。
ハロウィンの起源
もともとハロウィンはアイルランドの古代ケルト民族が行っていた収穫祭兼悪霊ばらいという宗教儀式「サヴィン祭」が起源とされています。
11月1日から新年が始まるとされており、10月31日はあの世とこの世の境がなくなり、先祖が家族と会うために戻ってくると信じられていました。
しかし、より霊だけでなく悪霊や魔女も一緒にやってきて、畑を荒らしたり子どもにいたずらをしたりすると考えられていたので、カブで作られたランタンを魔除けに飾り、いたずらされないように仮装していたのです。
アイルランドの移民からアメリカにこのお祭りが伝わり、アメリカでキリスト教に取り込まれて宗教色が薄まり、「ハロウィン」という行事になりました。
当時のアメリカではカブがなかったので、たくさん採れていたカボチャを代用したとされています。
日本では楽しい仮装をして、お菓子をもらうイベントというイメージが強いですね。
お子さんにはオバケを追い払うためにみんなでオバケの真似をする、と伝えるとわかりやすいかもしれません。
ハロウィンをテーマにした絵本
ハロウィンをテーマにした絵本はたくさんあります。
カラフルな絵本から、落ち着いた雰囲気の絵本。
ハロウィンの起源をテーマにしたものから、子どもたちの視点、カボチャや魔女、オバケを主人公にしたもの。
こどもたちに人気のキャラクターの絵本でハロウィンを扱ったものをもありますね。
お子さんが興味を示すものを図書館や本屋さんで選んであげて、お休み前に読み聞かせしてあげてください。
日中に読み聞かせしてあげるときは雰囲気を出すために魔女の帽子をかぶったり、カボチャのランタンを用意したりすると雰囲気がでてお子さんも喜んでくれるでしょう。
親子で知ろうハロウィン
「ハロウィンってなあに?」とお子さんに聞かれたときに曖昧に答えてしまったり、ごまかしたりしていませんか。
「わからないから一緒に調べてみよう」とお子さんに伝えて、絵本の読み聞かせをしてみましょう。
保護者の方でもわからないことがある、本で知ることが楽しいということをお子さんが気づくチャンスです。
絵本の読み聞かせをすることで、保護者の方も気づきがあるでしょう。
ハロウィンをお子さんと知識やコミュニケーションを深めるよい機会にしてください。