2025-03-01
入園前に見直したい!トイレ・生活習慣のチェックポイント
Category:子育てにお役立ち情報
まずはここから!基本の生活リズムを整えよう
入園前に大切なのが、生活リズムを安定させること。
園での生活は「朝決まった時間に起きる」「お昼にごはんを食べる」「午後にはお昼寝」といった決まった流れで進みます。
家庭でも少しずつ園のリズムに近づけておくと、子どもが安心して園生活を始めやすくなります。
◆ 見直したいポイント
・早寝・早起きの習慣(朝は7時前後、夜は9時までに寝るのが目安)
・3食+おやつのバランスのよい食事
・毎日同じ時間にトイレに行く・お風呂に入るなどのルーティン
・休日もリズムをくずしすぎないように意識
まずは朝決まった時間に起きることから始めてみるのがおすすめです。
朝の支度、スムーズにできてる?登園前の準備力チェック
登園前の朝は、子どもにとっても家族にとっても慌ただしい時間。入園前に朝の準備を自分で少しずつできるようにしておくことで、毎日のスタートがぐっとラクになります。
起きる、着替える、顔を洗う、朝ごはんを食べる、トイレに行く――そんな一つひとつの流れを、親子で一緒に練習しておくことが大切です。
はじめは時間がかかっても大丈夫。「やってみよう」という気持ちを大切にしながら、少しずつ自分でできることを増やしていきましょう。
朝の準備がスムーズになると、気持ちにも余裕ができて、園生活の不安も減っていきますよ。
【事前準備例】
・パパ・ママが準備の流れに慣れるまで、ホワイトボードなどに登園に必要なもの、朝やることなどを書いておく。
・前日夜にできる準備はやっておく。
・時間のある時にオムツの名前書きなどをして平日の楽を作る。
・連絡帳の確認時間を決める。見逃し忘れ、記入忘れが無くなりますよ。
トイレトレーニング、どこまでできていればOK?
入園前のトイレトレーニング、「まだ完璧じゃないけど大丈夫かな?」と心配になる方も多いかもしれません。
でも、入園時に“完璧”である必要はありません。
大切なのは、トイレに行くことや排せつに少しずつ慣れてきていること。おうちで次のようなことができていれば、安心してスタートできます。
・「おしっこ」「うんち」が出たことを伝えられる。
・トイレに座ることに慣れている。
・大人の声かけでトイレに行こうとする。
・失敗しても大人がフォローすれば安心していられる。
おむつが外れていない場合も、園と相談しながら進めていけることがほとんどです。
まずは、子どもがトイレに「いや!」と思わずに取り組める気持ちを育てることから始めてみましょう。
「できること」と「これからの練習」がわかっていれば、それで十分です。
焦らず、楽しい気持ちで続けていけるよう応援していきましょう。
着替えや食事…自分でできることを少しずつ増やそう
入園を前に、「どこまで自分でできればいいの?」と気になる方も多いと思います。
でも大切なのは、『できることを少しずつ増やしていこう』という気持ちで向き合うことです。
たとえば、服を脱いでみる、靴下をはいてみる、ごはんを自分で口に運ぶ――そんな小さな「自分で」の積み重ねが、自信と成長につながっていきます。
最初はうまくできなくても大丈夫。時間がかかっても、「自分でやってみたい!」という気持ちを応援することが何よりの力になります。
「できたね」「がんばったね」と声をかけながら、子どものペースでゆっくりと。
園生活を自分の力で楽しむ準備を、家庭で少しずつ始めていきましょう。
「できない」も大丈夫!園に伝えておきたいこと
入園を前に、「まだ〇〇ができなくて大丈夫かな?」と心配になることもありますよね。
でも、すべてができていなくても大丈夫。園は、子どもたちができることを一緒に増やしていく場所です。
だからこそ、今の時点で「ちょっと苦手なこと」「困っていること」「練習中のこと」などがあれば、遠慮せずに園へ伝えておくことがとても大切です。
たとえば…
・トイレがまだうまくいかない。
・着替えに時間がかかる。
・食べものの好き嫌いがある。
・集団生活に不安がある。
・おうちでの過ごし方や声かけの工夫 など
伝えておくことで、園の先生もその子に合わせたサポートがしやすくなります。
「できないこと」よりも、「今こんなふうにがんばってるよ」と共有していく気持ちで大丈夫です。
子どもたちのペースに寄り添いながら、園と家庭で一緒に成長を見守っていきましょう。
気になることは、いつでも気軽に相談してみてくださいね。
入園直前の見直しリスト〜おうちでできる練習法〜
入園は、子どもにとって大きな一歩。新しい環境に少しでもスムーズになじむために、おうちでできる準備や練習をしておくと安心です。
大切なのは、「完璧にできること」ではなく、「やってみる」経験を重ねること。失敗しても大丈夫。毎日の生活の中で、少しずつ慣れていけばOKです。
たとえば──
・朝、決まった時間に起きてみる。
・自分で洋服を脱いでみる。スプーンやフォークを使って食べてみる。
・おうちでトイレに座ってみる。
・先生役を交えたごっこ遊びで、園生活をイメージしてみるのも◎です。
また、「じぶんのものをじぶんで持つ」「話を聞く・待つ」など、集団生活を意識した声かけも少しずつ取り入れていくとよいでしょう。
できること・できないことよりも、「園って楽しそう!」「やってみたいな」という気持ちを育てることが一番の準備です。
おうちでの毎日が、入園へのやさしいステップになりますように。
緊張しがちな子どもに安心感を与える声かけとは?
初めての園生活にドキドキしてしまう子もたくさんいます。
そんなとき、おうちでの声かけが、子どもの気持ちをほぐし、安心につながる大きな力になります。
大切なのは、「大丈夫」と励ますよりも、気持ちに寄り添ってあげること。
たとえば──
・「はじめてのことってドキドキするよね」
・「ママも小さいころ、同じようにちょっと緊張したよ」
・「明日は、こんなことしてみようか。一緒にやってみよう」
そんなふうに、不安な気持ちを受けとめながら、やさしく次のステップに導いてあげる言葉が安心につながります。
また、「がんばったね」「ちょっとでもできたね」と小さな成長を見つけて、ほめてあげることも自信になります。
緊張は自然なこと。無理に直そうとせず、「そばにいるよ」という安心感を伝えることが一番のサポートです。
子どものペースを大切に、一歩ずつ歩んでいきましょう。
入園準備は親の心構えも大切!焦らず一歩ずつ
入園を控える時期は、子どもだけでなく保護者にとっても大きな変化のとき。
「ちゃんとやっていけるかな」「まだ○○ができないけど大丈夫かな」と、不安や焦りを感じることもあるかもしれません。
でも大丈夫。入園準備でいちばん大切なのは、子どものペースを大切にしながら、親もゆったりと構える気持ちです。
少しずつ慣れていく中で、できることも増えていきます。
「今のままでも大丈夫」「少しずつ一緒に頑張っていこう」と、子どもに安心感を伝えることが、入園へのいちばんの準備になります。
完璧じゃなくていいんです。焦らず、比べず、「わが子らしい成長」を一緒に見守る時間を大切にしていきましょう。
入園は、親子にとっての新しいスタート。
ゆっくりでいい、一歩ずつ。安心して進んでいけますように。
通園グッズの使い方、実は練習しておくと安心!
園生活では、子どもが自分で使うものがたくさんあります。
コップ・箸・着替え袋・リュックなど、「どこに何が入っているか」「どう使うのか」を少しずつ練習しておくと、入園後の戸惑いが減り、子どもも安心して過ごせます。
たとえば──
・コップ袋のひもを自分で結んでみる。
・弁当箱のフタを開け閉めしてみる。
・リュックからハンカチを取り出して使ってみる。
これらの経験は、「自分でできた!」という自信にもつながります。
最初は時間がかかっても大丈夫。おうちで楽しく“園ごっこ”のように練習してみるのもおすすめです。
グッズの使い方を知っておくことは、子どもにとっての“安心のたね”になります。
「できるかな?」を「やってみたい!」に変える準備を、親子で楽しみながら始めてみましょう。
ひとりで頑張らなくても大丈夫!親子で乗り越える入園準備
入園準備は、子どもにとっても親にとっても大きなチャレンジ。
「自分で全部できるようにしなきゃ」と感じることもありますが、実は親子で一緒に取り組むことが成功のカギです。
子どもだけに任せず、手を取り合いながら、できることを少しずつ増やしていきましょう。
困ったときは抱きしめたり、声をかけたり、そばで支えることが何より大切です。
また、親が焦ったりイライラしたりすると、子どもも不安になります。
だからこそ、親自身も無理せず、ゆったりとした気持ちで見守ることが、子どもに安心感を与えます。
一緒に乗り越える時間が、親子の絆を深め、入園後の新しい一歩につながります。
子どもに「ひとりで頑張らなくていいよ」と伝えながら、親子で楽しく準備を進めていきましょう。