ムーチービーサとムーチーのおはなし|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 名護本園】

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ムーチービーサとムーチーのおはなし

2024-02-16

ムーチービーサとムーチーのおはなし

気温が一年中暖かいと有名な沖縄県ですが、

そんな沖縄県が一番寒くなると言われている時期があります!

 

それが、

旧暦128日(新暦1月~2月上旬)です♪

 

そしてこの頃の寒さのことを

沖縄の言葉で「ムーチービーサ(鬼餅寒)」と呼んでいます。 

 

ムーチーというのは、(ムーチー、カーサムーチー、鬼餅とも呼ばれる)

月桃の葉で包んで蒸した餅のことです♪

「鬼餅」とも呼ばれ由来は、民話に基づいています

ムーチーは、大きなお鍋(沖縄伝統的な調理器具シンメーナービ)で蒸して調理します

(※「ビーサ」は寒さや冷えのこと)

ムーチーを食べる意味は2つあり、

1つは「家族、特に子どもの健康祈願」。 もう1つは「厄払い」です♪

子どものいる家庭では、その歳の分だけ紐で結わえて天井から吊るし、

子どもたちに抜き取って食べさせます。

また、赤ちゃんが誕生して最初に迎える鬼餅の日を「初餅(ハチムーチー)」といい、

子どもの健康を祈って鬼餅を親戚や友人に配る習慣もありますよ

ムーチーに関しての絵本や歌もあったり♪

ムーチー作りを行う保育園や幼稚園もあり♪

子ども達も幼い頃から親しみをもった沖縄の郷土料理です♪

味は白糖、黒糖、紅いも、小豆などの色々な種類ありますので、

願いを込めて♪この時期にぜひぜひ食べてみて下さいね