2023-08-01
お子さんを夏バテから守ろう
Category:子育てにお役立ち情報
猛暑が続いています。食欲も落ちるこんな時期は夏バテに要注意です。
夏バテの原因や症状を把握していないと、お子さんの体調の変化を見逃してしまう可能性があります。
まずは、夏バテについて理解してお子さんの健康を守りましょう。
夏バテの原因と症状
夏バテの主な原因は、「暑さが原因の自律神経の乱れ」です。自律神経は意識とは無関係に働き続ける交感神経と副交感神経から成り立っており、体温の調節や内臓の活動、代謝などをバランスを保ちながら行っています。
しかし、夏の暑さに適切に対応できずに自律神経のバランスが崩れると、さまざまな身体の不調が生じることになります。
この状態が「夏バテ」の主な原因となります。
夏バテの症状は以下のようなものがあります。
- 一日中身体がだるい
- やる気が出ない
- 胃が気持ち悪い、便秘や下痢などの胃腸の不良
- 夜しっかりと眠れない
- 足先や指先が冷たい
- 精神面にも関連して、イライラしやすい・不安になりやすいこともある
- 上手に寝つけないことで睡眠不足になり、心身に悪影響が出る場合もあります。
特に小さなお子さんは自分で気付けない変化も多いため、保護者がきちんと様子を把握しておくことが大切です。
夏バテ予防にぴったりのレシピ
夏バテの予防にはタンパク質やクエン酸、ビタミンなどミネラルなどバランスよくとることが大切になります。
体を作る上で大事な栄養素のタンパク質、疲労回復に良いとされるクエン酸、ビタミンB1やビタミンCを含んだ食物を多く取ることで夏バテの対策につながるのです。
豚肉の夏野菜巻き
【材料】
- 豚肉 120g
- 塩 少々
- 薄力粉 適量
- オクラ 5本
- パプリカ 1/2個
- 甘酢
【エネルギー・タンパク質】
482Kcal・タンパク質34.4g/一回量
【作り方】
- 豚肉は広げて塩と小麦粉を振っておきます
- オクラとパプリカは、それぞれラップをしてレンジで加熱
- 2の粗熱がとれたら、1の上においてくるくると巻いていきましょう
- フライパンを熱し、油をひいたら3のつなぎ目を下にして焼きます
- 甘酢もしくはポン酢を大さじ2~3入れてトロミがつくまで焼いて絡ませます
- お皿に盛って完成
豚肉とブロッコリーのバターレモン醤油炒め
【材料】
- 豚肉 120g
- ブロッコリー 1/2株
- 国産レモン 好きなだけ
- バター 10g
- めんつゆ 大さじ1~
- 砂糖 少々
【エネルギー・タンパク質】
278Kcal・タンパク質31.6g
【作り方】
- 豚肉はひと口大にカットし、塩と小麦粉を振ります
- ブロッコリーは子どものひと口サイズにカットし、レンジで加熱
- フライパンを火にかけてバターを入れ、豚肉に火が通るまで炒めます
- 3に2を入れてさっと炒め、めんつゆも加えてさらに炒めます
- 4にレモンを好きなだけ絞ったら完成
レモンの酸味が苦手な場合は、砂糖やマヨネーズを加えるとまろやかになります。
できればお子さんにも盛り付けなどを手伝ってもらいましょう。