2023-04-03
連絡帳は必要最低限でも大丈夫
Category:子育てにお役立ち情報
初めての連絡帳の記入で、何を記載すればよいのか悩んでいる保護者の方もいらっしゃるでしょう。
連絡帳は保護者の方と保育士とのコミュニケーションをとるためのツールなので、悩み事でもお子さんの日々のエピソードでもなんでもよいのです。
SNSには連絡帳のおもしろエピソードが発信されていますよ。
必ず必要なのはお子さんの保育を適切に行うための体調面の記載です。
連絡帳に記載してほしい内容
保育士が連絡帳に記載してほしい最低限の内容についてご紹介しましょう。
体調面について
Hoicアプリの機能に日々の体調についての記入欄があります。
当日朝の発熱時の記載はもちろんのこと、前日までの体調や機嫌についても入力してもらいたいところです。
「朝から機嫌が悪い」
「昨夜38度まで熱がでて解熱の座薬を入れた」
「おでこをハイチェアの角にぶつけて赤くなっている」
「うんちが3日間出ていない」
本当に一言で良いので、保護者の方が保育園に預ける上で知らせておきたい、気になる点を入力しておきましょう。
そこから状況を判断して保育士はお子さんを見守ります。
特にお腹を壊していた、解熱剤を与えたといった場合、知らずに受け入れるのと知っていて受け入れるのでは配慮が変わってくるのです。
前日までの体調によって、外遊びを控えて安静にしていたり、様子をみて検温をしたり注視したりします。
状況によっては受け入れられないという選択もあるでしょう。
大切なお子さんを守り、安心して預けていただくために体調面の連絡は大切なのです。
普段とは違うこと
上記のような体調面もですが、普段と違うことが起きた場合は連絡帳で発信してもらうと保育士も準備や気構えができます。
たとえば習い事や通院、家庭の事情などでいつもより早くお迎えにいらっしゃるとか、急な残業で延長保育の時間になってしまう場合や、普段迎えに来られる保護者の方とは違う、お祖父母様やご親戚の方が迎えにいらっしゃる場合です。
いつもより早い時間帯であれば、退園の準備をその時間に合わせて行うことができるので、急いでいる保護者の方にスムーズにお引渡しができます。
また、延長保育にかかる場合はお子さんが不安にならないように伝えて、待っている時間を楽しく過ごす工夫ができます。
お迎えの方がいつもと違う場合、連絡帳に記載があれば問題ないですが、万が一のために保護者の方に連絡を入れるということになります。
お互い手間になりますし、お迎えにいらした方もお子さんも待たせてしまうことになるでしょう。
連絡帳にはお子さんの体調面とイレギュラー対応が必要な場合に記載があればOKです。
もちろん日々の育児エピソードや保護者の方の悩みなど、保育士とのコミュニケーションツールとして大いに活用してください。