2022-06-09
急いでいるときのお子さんへの声掛けアイディア
Category:子育てにお役立ち情報
公園で遊んでいて帰る時間なのに、お風呂に入らなければ遅くなる時間なのに、大きな声で呼んでも反応がない、ということはありませんか。
時間に追われて気持ちに余裕がないときにお子さんが反応してくれないと本当に困ります。
そんなときに使える声掛けのアイディアをご紹介しましょう。ぜひ参考に実践してみてください。
お子さんが反応してくれない理由
・集中している
保護者の方の声掛けに反応してくれない時、今していることに集中していて聞こえないというケースがほとんどです。
大人でもなにかに集中しているときは聞こえない場合があるので視野が狭くなってしまうお子さんは仕方ないといえます。
・動きたくない
うっすらと保護者の方の声は聞こえているけれど、今していることの方が次にやらなければいけないことより楽しい場合、動きたくないという気持ちから聞こえないふりをしてしまうケースです。
できればやらなければいけないことを優先させてほしいので、興味を引いたり耳に届く声掛けが必要でしょう。
声掛けアイディア
保育士も使っている声掛けの一例です。ぜひ参考にされてください。
やることを完了するまでカウントダウン
これからしなければいけないことのシチュエーションで帰ることができるカウントダウン。
例えば「お片付けを完了するまで10秒前〜!9、8、7・・・」とゆっくりカウントダウンしていきましょう。
きょうだいがいる場合や周囲のお友達も巻き込んだ場合は思った以上のスピードで完了することがあります。
自然と競争が始まるのでお片付けだけでなく、テーブルについてお行儀よくしてくれる場合もあるのでそこはしっかり褒めてあげてください。
チャイムやサイレン
お子さんは学校のチャイムやパトカー、救急車のサイレンに興味をもって反応しませんか?
「ピンポンパンポーン」と声掛けの最初に少し高めの声で声まねをしてみましょう。
お子さんがその声まねに反応してこちらを向いたら笑顔で話し始めましょう。
突然コソコソ話
なぜかコソコソ話をしているとコソコソ話で返してくれるお子さんが多いです。
そこを狙ってコソコソ話で声掛けしてみてはいかがでしょうか。
小声で話しているとなぜか耳に届くのでしょうね。
また、いつもより低い声やチャイムで伝えた高い声で声掛けするとすんなり耳に届くということもあります。
高い声は裏声のようにお子さんの興味をひく声にしてみてください。
聞き慣れない声にすぐに反応してくれるでしょう。
身振りをつけたミュージカル調
「○○ちゃん(くん)〜一緒にお風呂にはいりましょ〜♪まずはお着替え用意しますよ〜」
など、してほしいことを具体的にリズムにのせて伝えてみましょう。
作詞作曲も振り付けも保護者で楽しそうにしているとお子さんは必ず反応して動いてくれます。
ぜひお子さんと一緒に踊りながら楽しくやらなければいけないことを進めていきましょう。