サンライズ流 脳育の豆知識|小規模認可保育園 湖南市石部中央【サンライズキッズ保育園 湖南石部園】【公式】

こなんいしべえん
湖南石部園
滋賀県湖南市石部中央2丁目1-10
JR草津線石部駅より徒歩18分(駐車場完備)
050-5807-2238 (平日10:00-17:00 )
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サンライズ流 脳育の豆知識

サンライズ流 脳育の豆知識

2022-05-10ゲームにハマる前に 0件のいいね!

“子どもがゲームばかりやっている”と悩む保護者の方も多いことでしょう。

大半の子どもは一時期ゲームに夢中になることがあります。

そこで、子どもがゲームにはまってしまう前に対策をしてみませんか。

できれば子どもがゲームに出会う前に、自然やスポーツ、芸術にふれて、親はもちろん共通のテーマで話せる友だちと語り合う楽しさを経験させましょう。

そうすれば、いずれ子ども自身が“世の中にはゲームよりおもしろいものがある”と気づいて、自発的に別の楽しい体験に夢中になるでしょう。

2022-05-05読み聞かせ 0件のいいね!

前回の続きです。

親子の愛着形成におすすめなのが、絵本の読み聞かせです。

五感の発達する乳幼児期に、親の優しい声や表情、温もりなどを十分に感じることで絆が深まり、言語野や視覚野などの脳の機能が発達します。

ここでのポイントは、親も楽しむことです。

忙しい時は週末だけでもいいでしょう。

また、読み聞かせについては短期的な効果を求めないことも大切です。

脳の発達のスピードには個人差がありますので、他の子と比べず長い目で見守りましょう。

2022-05-03親子の愛着関係 0件のいいね!

『愛着』とは、人や動物との情緒的な結びつき、絆のことです。

愛着関係がうまく形成されないと、人との関係がうまく築けなかったり、学力にもマイナスの影響を与えると指摘されています。

学力は物事に興味を持つ好奇心があってこそ伸びるものですが、その好奇心も、“親がいつも一緒にいてくれる”という安心感があるからこそ育ちます。

乳幼児期に愛着関係の土台ができていると、子どもは安心して外の世界に興味をもつことができます。

そうすることで好奇心が育ち、さまざまな情報を取り入れるために、脳が活性化するのです。

2022-04-28汎化(はんか) 0件のいいね!

脳が持つ特徴の1つに『汎化(はんか)』があります。

汎化とは、ある能力が伸びると、別の能力もつられて伸びることです。

鉄道にハマった子が駅名や地名を覚えたり、地理や機械、数字に強くなったりするように、興味を持ったことからそのことに関連する別のことにまで興味が広がり、知識が増えていくのです。

知識が広がる手順や想いが記憶に刻まれ、次に生かされていきます。

トライ&エラーを重ねるうちに、成功体験を積み重ねて自信をつけ、より高度なことに挑戦することを繰り返します。

子どもが失敗への反省を生かしながら新たな一歩が踏み出せるようにしたいですね。

2022-04-26ハマり体験 0件のいいね!

子どもの頃親から『勉強しなさい!』と言われると、“今やろうとしていたのに・・”とやる気を無くしてしまう経験をされた方も少なくないのではないでしょうか。

親からの一方的な『やりなさい』という言葉で、子どもは意欲を無くしてしまうことも。

子どもが何かにハマるきっかけは、やはり好奇心ですが、親も一緒に体験を共有することで、子どもの楽しい気持ちは倍増します。

子どもが勉強をしている横で親も仕事をしたり、読書好きな方は子どもが寄ってきたらおもしろいところを教えてあげたり、音楽が好きな方は日常的に音楽を聞かせてあげたり。

親が楽しんでいることは子どもも興味を持ちます。

子どもと一緒に親も楽しむことが、子どもの「ハマり体験」を作るのです。

2022-04-21惜しみないサポートを 0件のいいね!

雑誌などの東大生アンケート企画によると、彼らの多くは小学校就学前から何かにどっぷりはまる“ハマリ体験”をしており、親がそれを全力でサポートしていたそうです。

小さいうちは特に親の影響を大きく受けます。

子どもが興味を持ち、自ら学ぼうとしている時は惜しまずサポートしてあげましょう。

一緒に本を読む、博物館や水族館に行く、星の観察をする・・

子どもの脳は環境によって変化する可塑性が高いので、何歳であっても親のサポートによって能力が高まる可能性は十分にあります。

きっと、親にとっても親子のかけがえのない時間になるのではないでしょうか。

2022-04-19子どもの好奇心 0件のいいね!

子どもの好奇心が子どもの思考力を伸ばすお話を前回しました。

子どもが何かを質問してきた時、子どもの気持ちに寄り添い、「調べてみようか!」と好奇心が知識や体験に結びつく機会をすぐにつくるのがコツです。

“わかる喜び、楽しさ”を知ると好奇心がさらに刺激されて、子どもは自分から勉強し、自然に学ぶ力を身につけていきます。

ここで気をつけたいのは、子どもにプレッシャーを与えないことです。プレッシャーは学びの楽しさを奪い、大人になってからの伸びしろを狭めてしまいます。

子どもが楽しそうに色々なことに興味を示す姿を見守り、共感して応援することが子どもの好奇心を育む最良の手段です。

2022-04-14思考力と好奇心 0件のいいね!

判断、計画、洞察、コミュニケーションなどの高次認知機能を担う領域の中で、思考力や創造性などを担う前頭前野の発達は12歳ころにピークを迎えます。

子どもが「なぜ?」「これは何?」と質問をはじめたら、それは好奇心の芽生えです。

子どもが何かに興味を持って偏桃体が「好き」をタグつけると、快感をもたらすドーパミンが前頭前野へと放出されます。

脳が快感を覚えると、好奇心を持ったことについて、積極的に情報をとり込んだり考え始めたりします。

子どもの好奇心を親がうまく伸ばしてあげることで、子どもの能力は大きく開花するのです。

2022-04-12『好き』の回路 0件のいいね!

前回の続きです。

苦手意識のあるものは避けたくなるものですが、この苦手意識は脳のクセを活用することで変えることができます。

すでに「苦手回路」がつくられている場合でも、それを「好き」と思いこむことで脳をだまし、「好き」の回路に変えてしまうのです。

勉強が苦手な子どもには、お気に入りの文房具に変えたり、ノートに好きなシールを貼るなど、「好き」や「楽しい」ことを取り入れてみるのもいいですね。

苦手なことも楽しい気持ちで始めると、次第に「苦手回路」が「好き」の回路に上書きされ、以前よりスムーズに取り組めるようになるでしょう。

2022-04-07苦手回路 0件のいいね!

苦手だと思っていることをするのは大人も子どもも、やる気が出ないですよね。

それは、脳の中に『苦手回路』がつくられてしまっているからです。

“好き・嫌い”を最初に判断するのは、情動や感動にかかわる『偏桃体』です。

偏桃体から“イヤ!”という信号が記憶にかかわる海馬に送られると、『苦手なもの』と記憶され、意欲が低下するのです。