2022-12-01ルーティン 0件のいいね!
スポーツ選手の多くは、“ルーティン”と呼ばれる、独自の儀式を持っています。
ルーティンを行うことで行動をパターン化し、習慣づけ、常に同じ精神状態を保ち、集中力を高めるのです。
人間の脳には楽をしたがる特性があり、同じことを続けていく方が楽な仕組みが備わっています。これを「脳の保続性」と言います。
この脳の保続性によって、テレビを見たり、ゲームをしたりした後はなかなか頭が切り替わりません。
勉強以外の事でいっぱいの頭を勉強に切り替えるには、自分なりの手順を子どもにつくらせておくといいでしょう。
1.目標を紙に書く
2.目標の紙を壁に貼り、区切りの良い時間に必ずそれを5秒見つめる
3.目標を見ながら自分で決めた儀式(手をたたく、伸びをするなど)を行い、「やるぞ」と声を発する
4.あらかじめ決めた勉強のための聖域(ハマる場所)に行く
大切なのは、これらの手順を子ども自身が自分で決めることです。
「これだ!」と思える儀式が出来上がってくると暗示効果は倍増します。