ひな祭りに雛人形をかざろう|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 君津園】

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ひな祭りに雛人形をかざろう

2022-02-15

ひな祭りに雛人形をかざろう

3月3日はひな祭り。女の子の幸せと健康を願うお祭りです。

初節句を楽しみにしている保護者の方も多いでしょう。

今年のごちそうは何にしようかと考えてらっしゃる方もいるかもしれませんね。

女の子の初節句に贈られる雛人形。どのような由来があるかご存知でしょうか。

こちらでは雛人形についてご紹介します。

 

雛人形のいわれ

雛人形は「ひな祭り」や「ひしもち」と同様に中国から日本に伝わりました。

季節の節目となる節句は、邪気が入り込みやすいと考えられていたので邪気を払うために紙の人形に邪気や厄をうつして川に流す「流し雛」が行われていました。

その紙の人形がだんだん貴族の子どものあいだで流行っていた人形を使ったおままごと「ひいな遊び」と結びつき、江戸時代にひな祭りと変化した頃から雛人形を飾る風習になっていったと言われています。

 

雛人形を飾る意味

ひな祭りが中国から伝わった昔は、乳幼児の死亡率は高く、子どもが無事に成長できるかどうかは神のみぞ知るとされていました。

そのため子どもの身代わりの人形をそばに置いて災厄をはらう風習があったのです。

雛人形の原型である「立ち雛」は厄をはらって水に流した「ひとがた」を立体化したものと言われ、その流れで雛人形を子どものけがれや厄を移し川に流す「流し雛」も生まれたのです。

時代とともに今もさまざまな雛人形が生まれ、流し雛の文化が雛人形を「飾ること」で厄をはらう形に変化していきました。

雛人形を飾るのは、女の子が健康に頑丈に育って幸せになってほしいという親族の願い・祈りが込められているためです。

 

雛人形を親子でかざろう

雛人形をお子さんに触らせると壊れてしまったり汚してしまったり、パーツを無くしてしまったりする可能性が高いため「さわってはいけない」と教えているご家庭もあるでしょう。

しかし、汚れや厄を人形に移す意味合いがあるため、手に触れなければ雛人形の役割を果たせないのです。

今は手をとって触らせてあげてください。大きくなったら親子で一緒に飾り付けをしてはいかがでしょうか。

お子さんが触ると壊してしまうと考えている保護者の方は、大切に触るにはどうしたらいいかを親子で考えることから始めるのはいかがでしょうか。

ガラスやアクリルケースから出したことがないというご家庭でも、この機会にお子さんに触らせてあげてください。

 

いかがでしたか?毎年雛人形を飾って、触らせてあげようという気持ちになったのではないでしょうか。

親子でお祭りの意味を知って毎年楽しんで成長していきたいですね。