2023-02-13
あわてなくても大丈夫!お子さんがチョコレートを食べたときの対処法
Category:子育てにお役立ち情報
明日はバレンタインデー。チョコレートを職場でもらったり、自分用のチョコレートを用意してしたりする保護者の方もいらっしゃるでしょう。
できるだけお子さんの手が届かないところに置くようにしてください。
うっかりお子さんが食べてしまったときには慌てずにお子さんの様子をしっかり見て対処してくださいね。
お子さんがチョコレートを口にしてしまう原因と対処法
3歳未満のお子さんにチョコレートを与えることは推奨されていません。
はちみつのように明確に0才児には与えていけないという決まりがあるわけでは有りませんが、味覚や内臓の成長がこれからのお子さんにはチョコレートは刺激と負担が強すぎるのです。
ではお子さんはどういったときにチョコレートを食べてしまう可能性があるのでしょうか。
自分で食べてしまう
保護者の方がバックの中やテーブルの上にぽんと置いていたチョコレートをお子さんが勝手に開けて食べてしまう、床に落ちていた粒チョコを拾って食べてしまう、などがお子さんがチョコレートを口にする原因でしょう。
保護者の方がチョコレートを普段から目につくところに置かない、職場でもらってきてもお子さんに見せないのが無難です。
誰かが与えてしまう
親戚や祖父母さんがおやつとして与えてしまうこともあります。
特にバレンタインデーの時期、子どもは甘いものが好き、という認識から与えてしまうのです。
事前にチョコレートはまだ食べさせないこと、リスクがあることを伝えておきましょう。
お子さんがチョコレートを食べてしまったら
お子さんが口の周りをチョコレートだらけにしていて気づいた!というときも慌てることはありません。
まずは観察を
お口の中を見せてもらって、チョコレートの塊があれば「べー」と出してもらいましょう。
ムリに吐き出させなくても大丈夫です。
注意が必要なのはお子さんの顔色や呼吸の変化。
粒チョコやナッツが入っているチョコ、ウイスキーなどお酒が入っているチョコレートは喉に詰めたり気管支に入ってしまったりすることがあります。
誤飲した場合は吐き出させるなど対処が必要です。
こういうときには受診を
基本的にはチョコレートを食べてしまったからと行って急いで病院についれていかなければということはありません。
・誤嚥
気管支喘息の原因になりかねないため、誤って気管支などに誤嚥してしまった際など気になる咳が出始めた場合は受診しましょう。
・アレルギー症状
チョコレートにはアレルギー発作を起こすアレルゲンになる可能性があります。
口の周りに発疹がでたり、顔が真っ赤になったり、呼吸が荒くなったりとアレルギー症状が見られる場合は受診しましょう。
・普段と様子が違う場合は確認を
咳をしているなど目に見えて症状があるわけではないけれど顔色が悪くなったり、お腹の調子が悪くなる可能性があります。
1日で収まる可能性が高いですが、気になるようであれば「♯8000」に電話して小児科医や看護師に受診が必要か確認してみましょう。