子どもに絵本を読み聞かせるときのポイント|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 亀戸園】

かめいどえん
亀戸園
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亀戸園ブログ

子どもに絵本を読み聞かせるときのポイント

2022-02-15

子どもに絵本を読み聞かせるときのポイント

幼いころから子どもに絵本の読み聞かせを行うことは、知能の向上や精神的な安定、想像力や好奇心を伸ばすのに非常に有効であることがわかっています。
そのため、サンライズキッズ保育園亀戸園でも園児たちに毎日たくさんの絵本を読み聞かせています。
忙しいパパ・ママにとって、寝る前のわが子に絵本を読み聞かせることは簡単ではないかもしれませんが、時間を見つけてぜひご家庭でも子どもに絵本を読んであげてください。
今回は、ご家庭でもできる絵本を読み聞かせるときのポイントをご紹介します。

子どもから見やすい位置で本を持つ

子どもが絵を見やすいように、絵本の角度に注意しましょう。
グラグラしたり手で絵を隠してしまったりしないように気を付けてください。
また、ページをめくるタイミングも大切です。話のテンポや情景描写に合わせてめくるようにします。
そして、絵本は裏表紙にまで物語が続いていることも珍しくありません。読み始めるときには表紙も、読み終わったら裏表紙も見せてあげてください。

 

ハッキリとした声で読む

口をしっかりと動かしてハッキリとした声で読みましょう。
そのとき、ストーリーや登場人物の心情に合わせて、声にもある程度の抑揚をつけます。ただし、大げさすぎるのはNG。オーバーな表現だけが印象に残って、絵本のメッセージに思いが至らなくなってしまう可能性があるためです。

 

文章を変えない

絵本は文章と絵のバランスが大切です。勝手にアドリブを入れたりせず、それぞれの絵本が持つ世界観や言葉のリズムを大切にしてください。
「2歳児にこの言葉は難しいだろう」などと言い回しを変えたり、省略したりすることもNGです。

 

感想を求めない

おはなしの途中で「ここからどうなると思う?」や「なんでこうなったのかな?」などと、子どもに質問するのはやめましょう。せっかくの集中が途切れてしまいます。
また、読み終わったあとも「どうだった?おもしろかった?」などと感想を求めてはいけません。子どもは絵本を読んでもらった後、その世界の余韻にひたっているのです。

 

上手に読もうとしなくて大丈夫

いろいろとポイントをお伝えしましたが、結局のところ、絵本は上手に読もうとする必要はありません。
大切なのは「親子でコミュニケーションをとる」ということ。それこそが、絵本読み聞かせの最大のポイントです。
子どもの目を見て反応を確認しながら読み進めてみてください。場面に合わせて移り変わる子どもたちの表情が見て取れるはず。
ぜひ親子でいっしょに絵本の世界を楽しんでください。

 

同じ絵本を読んでもOK

子どものリクエストでお気に入りの絵本を何度も読む、ということはご家庭では特によくあることです。
大人から見ると「同じ絵本ばかりで大丈夫?」と考えがちですが、何度も読んでもらうことで子どもの心は満たされます。次の展開がわかっているからこそ、繰り返し聞きたいのです。
また、同じ絵本を繰り返し聞くうちに絵本の中の言葉を身につけたり、脳の発達も促されます。