熱中症に要注意|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 市川本園】

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熱中症に要注意

2022-06-03

熱中症に要注意

五月の下旬から急に夏日になる日が増えてきました。

まだ身体が暑さに慣れていないため熱中症に警戒するようメディアも伝えています。

小さなお子さんは熱中症になりやすいものです。しっかり気を配って熱中症にならないよう親子で気をつけましょう。

 

子どもが熱中症になりやすい理由

子どもは大人より熱中症になりやすいとされています。

どういった理由からそう言われているのか理解しておきましょう。

●症状を伝えられない

大人であれば発症した段階で身体が火照ったりのどが渇いたりといったときに適切に対処できます。

しかし、子どもは不快感に襲われていても正確に訴えることができません。

保護者もなぜ泣いているのかわからないことがあるでしょう。

そのため顔を真赤にして呼吸が荒くなり、ぐったりしていたという症状が進行してから発覚することも少なくありません。

 

●体内水分量が多い

大人の身体の約60%は水分です。それに対して子どもは約70%が水分になっています。

この身体の水分割合の高さが熱中症になりやすい理由。

必要な水分量も大人より多いので脱水症状になりやすく、重症化しやすいのです。

 

●体温調節がうまくできない

小さなお子さんは新陳代謝が高く汗っかきです。しかし、汗の通り道である汗腺が細いため大人ほど一度に大量に汗をかけません。

そのため暑さを感じてから汗をかくまでに時間がかかり、身体に熱がこもって体温調節がうまくできなくなってしまうのです。

気づいたら体温がかなり上昇しているということがあります。

 

●日光の照り返し

地面や建物などに吸収された日光の熱が周囲に跳ね返る照り返しも熱中症になりやすい条件の一つとして挙げられています。

ベビーカーはサンシェードをつけていても強い照り返しを受けるので暑い時期の長時間使用に向いていません。

歩いているお子さんも身長がひくいことから地面からの照り返しを直に受けやすく大人の体感以上に暑さを感じているのです。

 

子どもの熱中症対策

小さなお子さんは自分で熱中症対策ができません。

保護者が徹底した予防対策を行いましょう。

●水分補給

上記の通りお子さんは必要な水分量が多いのでこまめに水分補給をする必要があります。

喉の乾きを訴える前に20分おきに100~250mlの水分補給をしましょう。

 

●こまめな休憩

夢中で遊んでいると時間の経過や体調の変化に気づきにくいもの。

外遊びのときは顔の赤さや汗の量などを観察して15〜30分おきに涼しい場所で休憩するように促しましょう。

 

●衣服の調節

汗に濡れた衣類は汗の蒸発を邪魔して身体に熱をこもりやすくします。

外出時には着替えを持ち歩いて汗で衣類がぬれたら着替えさせるようにしましょう。

その日の気温や天候に合った服装や帽子で調節することも必要です。

 

●外出を控える

気温が28度を超えると熱中症を発症しやすくなり、31度を超えると運動をしていなくても熱中症の危険性があります。

暑い日はエアコンや扇風機を使用して過ごしやすい室温の中で過ごすと良いでしょう。

外出する場合は午前中や夕方など比較的気温が低い時間帯を選びます。