七五三の起源とは?お子さんと千歳飴を食べよう|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 白山園】

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七五三の起源とは?お子さんと千歳飴を食べよう

2022-11-10

七五三の起源とは?お子さんと千歳飴を食べよう

 

 

 

 

 

 

11月15日は七五三です。

来年三歳になるお子さんで、かぞえ年でお参りされる方は七五三参りを企画されているかもしれませんね。

七五三の由来や切手も切り離せない千歳飴の由来についてはご存知でしょうか。

お子さんに「なぜ?」「なに?」と聞かれたときにカンタンに答えられるようにしておきたいですね。

 

七五三の由来の3つの儀式

七五三の由来は3歳、5歳、7歳の年齢ごとに違う3つの儀式が由来となっています。

3歳の「髪置き」

平安時代には男女とも生後7日で産毛を剃り、3歳まで坊主頭で過ごしていました。

髪を伸ばし始めるのが3歳の春からとされていて、この髪を伸ばし始める際に行われた儀式が「髪置き(かみおき)」と言われています。

3歳で行う七五三の由来です。

5歳の「袴着」

同じく平安時代、男女ともに5〜7歳になるとはじめて袴を着る「袴着(はかまぎ)」、もしくは「着袴(ちゃっこ)」の儀式が行われました。

室町時代に11月15日に行う儀式として定められ、江戸時代移行に男子のみの風習となったのです。

現代でも宮中で古式にのっとった「着袴の儀」が行われるこの儀式が5歳で行う七五三の由来となっています。

2011年に行われた悠仁親王さまの「着袴の儀」を記憶されている方もいるのではないでしょうか。

7歳の「帯解」

鎌倉時代から始まった儀式で、紐を縫い付けた着物を来ていた子どもが、大人と同じ用に帯を結んで着物を着るようになるお祝い「帯解(おびとき)」。

室町時代には「帯解の儀」となり、当時は男女ともに9歳で行われていました。

江戸時代末期から男児が5歳、女児が7歳に11月15日に行われるようになり、これが7歳でお祝いする七五三の由来です。

お子さんに全部説明するのは難しいので、「3歳と5歳と7歳になったときに、大きくなったね、これからも元気で育ってねという願いを込めたお祝いをすること」と伝えるとよいでしょう。

 

千歳飴の由来

七五三のお参りに行き、ご祈祷をしてもらうと千歳飴が授与されます。

紅白の細長い飴は、お子さんの長寿を願ったものです。

もともと江戸時代後期の浅草の飴売りが長寿の「千年飴」として販売していたもので、飴は引っ張って長くして作るものというところから長生きできるとされていました。

当時は小さな子どもの生存率が低かったため、元気に長生きしてほしいという親御さんの願いが込められていたのです。

現在では千歳飴にも人気のお店があり、紅白だけでなく着物に合わせた色のおしゃれな飴やお子さんに人気のキャラクターの色柄のものもあります。

実は直径15mm以内、長さ1m以内と規定がある千歳飴。

細長いので食べている途中で手や口の周りをベタベタにしてしまうでしょう。

袋に入れたままで小さく割って渡すと汚すことなく食べられます。