子どもをまもるために知っておきたい熱中症|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 白山園】

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子どもをまもるために知っておきたい熱中症

2021-08-19

子どもをまもるために知っておきたい熱中症

若い男性や中高年層の男性がスポーツをしている際になりやすい熱中症。
最近では屋内で高齢者が熱中症でなくなるという痛ましい状況が多発しており、小さなお子さんの熱中症の事故も発生しています。
もしお子さんが熱中症になったらどうしたらよいのでしょうか。
熱中症の原因や予防、対処などをご紹介します。大切なお子さんを守るために知っておきましょう。

熱中症になる原因
高温多湿の体温が下がりにくい環境下に長時間いることで吐き気やだるさ、めまいや立ちくらみなどを起こすのが熱中症です。
外で運動してると熱中症になりやすいイメージですが、小さなお子さんも外で遊んでいるとスポーツを指定なくても熱中症になる可能性があります。
乳幼児の場合、たくさん汗をかいていたり、顔が赤かったりしている場合熱中症を発症しているかもしれません。
遊んでいるお子さんが高温多湿の中で長時間過ごさないように注意が必要です。

熱中症の予防方法
熱中症の原因がわかったら、予防方法を抑えておきましょう。なにをおいても熱中症を発生させないことが一番です。
高温多湿の環境下で麦茶などの水分をとって安心してはいけません。
熱中症の予防には、スポーツ飲料やOS-1などの経口補水液、「電解質:ナトリウムやカリウム」と呼ばれる物質が入った水分が必要です。
塩分が入っていることで身体に水分を取り込みやすくなります。
また、普段から外遊びをして汗を買いて体温調節ができるように暑さに慣れておくことも大切です。
いつもエアコンが効いた涼しい部屋にいたら、なかなか汗をかくことがなく、体温調整がうまくいかないことがあります。
外出したときや部屋に戻ったときの急激な気温の変化に身体がついていけなくなるので注意しましょう。

熱中症の対処方法
お子さんが自宅で熱中症を発症した場合、身体を冷やして塩分を含んだ水分を与えます。
もし吐き気や意識障害がある場合は医療機関を速やかに受診して適切な処置を受けるようにしましょう。

塩分・水分の補給、体温を下げる
微熱で意識がはっきりしている場合は、OS-1などの経口補水液や「電解質:ナトリウムやカリウム」が含まれる水分で水分と塩分補給を行い、体温を下げましょう。
まずは風とおしの良い涼しい場所に移動します。
服をぬがしたり、扇風機で風をおくったり、水枕や涼感素材のマットを使用したりしてとにかく体温を冷やしましょう。
首や脇の下、ふとももの付け根といった太い血管が流れているところに保冷剤や氷嚢をあてると効果的です。
落ち着いたら医療機関を受診しましょう。

すぐに医療機関に受信を
お子さんの体温が40度を超えている場合や呼び掛けへの反応がおかしい、まっすぐ歩けないなど意識障害がある場合は重症の熱中症の可能性があります。
こういった場合は身体を冷やしつつ、すぐに救急要請をしてください。