子どもが何でも口にしてしまう理由|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 白山園】

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子どもが何でも口にしてしまう理由

2021-06-10

子どもが何でも口にしてしまう理由

コロナの影響で家で子どもと過ごすことが多くなった日々
お子さんとおもちゃ遊びや絵本、テレビの時間など
楽しい時間を過ごしながらも
方や仕事や家事に追われる方も多いかと思われます。
そんなとき、普段はしっかり子どものことを見ているはずが
うっかり別のことに夢中になってお子さんが
見てない時におもちゃを口に入れてしまい
ヒヤッとすることはありませんか?
今日はお子さんのなんでも口にしてしまう悩みと解決のお話をしようと思います。


口に入れたがる理由
赤ちゃんにはもともと母乳を飲むために欠かせない「哺乳反射」という
機能があります。赤ちゃんは視力が弱いので、口に含むことによって
大きさや形、硬さや温度をチェックしています。
この口に含む動作の延長で、幼児期における指しゃぶりは、
「集中している時間」「安心している時間」「自分を落ち着かせている時間」など
さまざまな理由での行動の一種であります。
中には、内出血をするほど指を強く吸ってしまったり、
痕がつくほど強く噛んでしまったりしますが、ほとんどの場合は他の動作ができるようになったり
体の機能の成長により、しゃぶる行為をやめていく傾向にあります。
大体、この口に何かをする動作は3歳くらいまでの行動ですので、
この年齢の間は身の回りに危ないものを置かないように誤飲事故を防ぐように心がけましょう。

赤ちゃんなりの学習方法
実は、このなんでも口にする行為はものを認識し、学習している行為でもあります。
ものを舐める・吸う・噛むなどの行動から、
これは美味しくないからたべれない、これは尖ってて痛いから危ないなどの多くの
認識を脳の発達に役立てています。
そのため、なんでもかんでも口に入れる行為を止めてしまうと
成長を妨げることにもなってしまいます。
また、赤ちゃんの頃に口から得た微量のバクテリアは摂取することで抗体ができ
風邪をひいた時に重症化になりにくいと言われています。
そのため、神経質になる必要はありませんが、汚れが気になるものは
赤ちゃんの口に入っても大丈夫な消毒を使用し、殺菌などをしておくといいとされます。

危ないことにならないために
いくら学習でも、中には口に入れてしまうと危険なものもあります。
特に、38mm以下の大きさの日用品はちょうど赤ちゃんの口に入りやすい大きさですので
誤飲して窒息する恐れがあるので注意が必要です。

また、身の回りではペッヨボトルのふた・化粧品
乾燥剤・画鋲・お金・ピアス・電池・洗濯洗剤パック型など
こまごまとした日用品管理には十分にお気をつけてくださいね。
危険なものは普段から手が届かないように高い場所に置いたり、
鍵付きの箱に入れるなどして子どもが安易に触れられないようにしましょう。


どうでしたか?サンライズキッズ保育園では、お子さまの口に入るものは
清潔に扱い、誤飲などの恐れのあるものは
ボックスや手の届かないところへ管理し、お子さまに
安心・安全に楽しんでいただく環境となっております。
普段、生活をしていて「これはどうしたほうがいいのかしら?」といった疑問や不安があれば
先生がお悩みをアドバイス!気軽にお声がけくださいね^^