お子さんが熱中症になりやすい理由と対策|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 明石本園】

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お子さんが熱中症になりやすい理由と対策

2023-07-27

お子さんが熱中症になりやすい理由と対策

 

暑い時期になると熱中症による痛ましいニュースが飛び込んできます。

小さなお子さんを熱中症から守るために、その発症しやすい理由と大作について考えていきましょう。

 

子どもが熱中症になりやすい理由

子どもは熱中症になりやすい傾向があります。

保護者の方は特に夏の暑い時期にはお子さんの体調や行動に気を配り、予防策をしっかりと行うことが大切です。

症状を伝えられない

子どもは大人と比べて症状を正確に伝えることが難しいため、熱中症の初期症状がわかりにくいことがあります。

保護者も理由がわからずに子どもが泣いている場合もあるでしょう。

そのため、子どもが顔を真赤にして呼吸が荒くなったり、ぐったりしている症状が進行してから気づくこともあります。

体内水分量が多い

子どもの身体の約70%が水分であるため、大人よりも体内の水分量が多くなっています。

必要な水分量も大人よりも多いため、脱水症状になりやすく、熱中症が重症化しやすいのです。

体温調節がうまくできない

小さなお子さんは新陳代謝が高く汗っかきですが、汗の通り道である汗腺が大人よりも細いため、一度に大量に汗をかけません。

そのため暑さを感じてから汗をかくまでに時間がかかり、身体に熱がこもって体温調節がうまくできなくなることがあります。

日光の照り返し

地面や建物などに吸収された日光の熱が周囲に跳ね返る照り返しも子どもが熱中症になりやすい条件の一つです。

ベビーカーはサンシェードをつけていても強い照り返しを受けるため、暑い時期の長時間使用に向いていません。

歩いているお子さんも身長が低いため、地面からの照り返しを直に受けやすく、大人以上に暑さを感じているのです。

 

お子さんを守るための熱中症対策

大切なお子さんを熱中症から守るために、以下の熱中症対策をしっかりと行いましょう。

お子さんの体調と行動を注意深く観察

保護者の方はお子さんの体調や行動に目を配りましょう。様子がおかしいと感じたら、すぐに対処することが重要です。

日中の外出を避ける

暑い日の日中はできるだけ外出を控えましょう。

室内に滞在する際は、エアコンや扇風機を使用して涼しい環境を保つことが大切です。

熱中症は室内でも起きやすいことが知られていますので注意しましょう。

水分と塩分の補給

小さなお子さんは水分を多く必要としますので、定期的に水分補給を行いましょう。

暑い日には塩分も失われるため、塩分を含む食事やOS-1などの経口補水液など電解質の入った水分を摂取することも考慮します。

楽しく遊んでいると水分補給を忘れがちなので、注意が必要です。

こまめな休憩

遊んでいる間はこまめに休憩を取り、涼しい場所で体を休めさせましょう。

子どもは体調の変化を伝えることができないこともありますし、汗をたくさんかいて脱水が進んでいても喉の乾きがわかりにくいこともあります。

そのため、こまめに休憩をとることで熱中症のリスクを減らしましょう。

お子さんの体調や汗の状態を観察し、必要に応じて服装の調整や涼しい場所への移動を行いましょう。

 

いかがでしょうか。

これらの対策を実践することで、お子さんの熱中症予防に努めましょう。

お子さんと一緒に楽しい夏を安全に過ごすために大切なことです。