2022-10-25
その風邪症状アレルギーかも?秋のアレルゲンに要注意
Category:子育てにお役立ち情報
お子さんが風邪症状に悩んでいませんか。
秋は特に寒暖差が激しくぐっと寒くなる日もあれば夏日のような陽気の日もあります。
気温の変化に体がついていけない小さなお子さんは体調崩しやすいでしょう。しかしその鼻や喉の症状は本当に風邪の症状なのでしょうか。
こちらでは秋のアレルギーの原因についてご紹介しましょう。
秋のアレルギーの原因
秋の花粉
花粉症と言うとスギやヒノキなど春のイメージが強いでしょう。
実は秋にも原因となる花粉が飛んでいます。
春の花粉症に罹患している人は秋の花粉症にもなりやすいと言われています。
秋の花粉症の主な原因はキク科のブタクサやヨモギ、アサ科のカナムグラやイネ科のカモガヤが代表的です。
特にブタクサやヨモギは公園や河川敷などお子さんがお散歩や外遊びで訪れる場所に自生しています。
背も低く、遠くには花粉が飛ばないためお子さんが吸い込みやすいのです。
また、春の花粉より粒子が細かく、粘膜に溜まりやすく喉に流れやすい特徴があります。
そのため鼻水や目のかゆみだけでなく、喘息のような症状も起こしやすいのです。
ハウスダスト
ハウスダストは季節関係ないというイメージですが、秋はハウスダストもアレルゲンとして気をつけなければいけません。
夏場に繁殖したダニの死骸やフンが治療発生するからです。
ハウスダストが原因で、花粉症のようなアレルギー性鼻炎を発症するお子さんも秋には多いと言われています。
そのため、外に出ているわけでもないのに「秋産まれの子はアレルギー体質の子が多い」と言われているのです。
風邪と間違われやすく悪化させてしまう
春から夏にかけてと秋から冬にかけての気候の変化は似ているようで異なります。
着るものに困る時期ではありますが、春から夏にかけては気温が上昇し、湿度もあがってきますが、秋から冬にかけては気温が下がり、湿度も下がって空気が乾燥するため風邪をひきやすいのです。
そのためアレルギー症状なのに風邪症状と判断されて、お子さんが長くアレルギー症状に苦しめられてしまうということがあります。
お子さんが鼻や目をしきりに触っていたり、触っているところが赤く発疹がでたりしていませんか。
お子さんをしっかり観察して、この時期の風邪症状はアレルギーを疑って、医療機関受診の際にはアレルギー検査を視野に入れておきましょう。